この言葉の代表的な英訳は「presumptuous」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC940点で、現役の翻訳者であるライターgreenforestを呼んです。一緒に「おこがましい」の英訳や使い方を見ていきます。
ライター/greenforest
幼少期をインターナショナルスクールで過ごす。大学留学と海外勤務経験を経て身につけた現地でも使える英語を紹介する。
「おこがましい」の意味と使い方は?
「おこがましい」は英語で「presumptuous」といいます。それでは、「おこがましい」の日本語の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「おこがましい」の意味
「おこがましい」には、次のような意味があります。
主に「出しゃばったまねをする」「身の程知らずなことを言う」「分不相応である」「生意気だ」といった意味で用いられる表現。
「おこがましい」の使い所の例としては、たとえば目上の人などに意見具申するような場合に、その「口を挟む」という行為が出しゃばった行為であると前置きする(謙譲の意味を込めた)ような言い方が挙げられる。具体的な言い回しとしては、「一介の平社員に過ぎない私が会社の経営方針に口出しするのもおこがましいのですが」といったような言い方があり得る。これに続く内容は異見・異論・疑義あるいは反論などが想定される。
出典:実用日本語表現辞典「おこがましい」
「おこがましい」の使い方・例文
次に「おこがましい」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.新入社員の私が口を挟むのはおこがましいのですが、一言だけよろしいでしょうか。
2.おこがましいお願いで、申し訳ありません。
3.自分で言うのもおこがましいですが、弊社の商品は業界でもトップレベルの品質です。
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