国語言葉の意味

【四字熟語】「拱手傍観」の意味や使い方は?例文や類語を本の虫ライターが解説!

「stand idly by and watch」

「拱手傍観」の意味である「手をださずにただ見ていること」を英訳したほうが分かりやすいのではないでしょうか。「stand」は「立つ」という意味で、「idly」は「何もしない」という意味。「by(~によって)」を加えることで、「stand idly by」は「手をこまねく」や「何もしないでいる」という意味になります。さらに、「and watch」で「見ている」となりますので、「stand idly by and watch」で「何もしないで見ている」となり「拱手傍観」として使うことができるでしょう。

「to fold one’s arms」

「拱手傍観」は「手をこまねく」と同じ意味になりますので、腕を組んで傍観している様子を英訳しても問題ありません。「fold」は「組む」という意味。「arms」は「腕」という意味ですから、「to fold one’s arms」を直訳すると「腕を組む」という意味になります。「to cross one’s arms」にしてもよいでしょう。

「腕を組む」状態というのは、考え込んでいる、もしくは傍観している状況が多いはず。そのため、「to fold one’s arms」は「傍観している」ということになり、「拱手傍観」として使うことができます。同じ感覚で「sit on one’s hands」と英訳してもよいでしょう。

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「腕をこまねく」を英訳するなら「look on with folded arms」でも構わない。「with folded arms」は「両腕を組む」という意味。「look on」は「傍観している」という意味だ。繋げると「腕を組んで傍観している」となるため、「腕をこまねく」は「look on with folded arms」と英訳することができるだろう。

「拱手傍観」を使いこなそう

この記事では「拱手傍観」の意味・使い方・類語などを説明しました。「拱手傍観」は、普段の日常会話ではあまり使われることがありませんが、ニュースや新聞などでは今もよく使われています。「ただ傍観している」と表現するよりは、いかに当事者が見て見ぬ振りをしているのか、状況が伝わりやすい四字熟語といえるのではないでしょうか。

意味からも分かる通り、「拱手傍観」では何も物事は解決しません。そのため、皮肉を込めて使われる場合が多いです。「あの時、拱手傍観していたから問題になった」といった具合に、当時の行動や選択を反省して欲しいという思いを込めて使われているといってよいでしょう。記事で「拱手傍観」を見かけたら、ぜひニュースに注目してみてください。放置されている深刻な問題が隠れているはずですよ。

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