国語言葉の意味

【四字熟語】「拱手傍観」の意味や使い方は?例文や類語を本の虫ライターが解説!

「無為無策」

「無為無策(むいむさく)」とは、計画や対策がなく、ただ手をこまぬいているという意味になります。「無為」とは、自然のままに任せて何もしないこと。「無策」とは、前もって何も対策をしていないこと、もしくは見通しや計画がないことを差します。「無為無策」はある物事に対して対策を練るわけでもなく、ただ傍観しているわけですから、「拱手傍観」と同じ意味だといえますね。

「無為無策」が続くようでは、それこそ状況は変わりません。すぐにでも対策を講じて欲しい場合など、現状を非難したい時に「無為無策」を使うとよいでしょう。

「拱手傍観」の対義語は?

「拱手傍観」は「手を出さないで眺めている」という意味なので、反対の意味は「自ら行動を起こす」ということになるはずです。そこで今回は、「現状を変える」もしくは「実際に行動する」という意味合いで対義語をみていきましょう。

「局面打開」

「局面打開」は、端的に言うと現状を打破すること。意味は、行き詰まった状態から何かしらの方法で状況を切り開き、新しい方向を見いだすことです。「局面」は、囲碁や将棋などでよく使われており、勝負の局面のこと。もしくは、物事の情勢や成り行きを差しています。「打開」は、行き詰まった状況を切り開いて、解決方法を見いだすことという意味。

「局面打開」するということは、状態を変えるために行動を起こしているといえます。手を出さずに傍観している「拱手傍観」とは、対極にある四字熟語といえるのではないでしょうか。

「剛毅果断」

「剛毅果断(ごうきかだん)」な人物は、組織には欠かせない人材といえます。「剛毅果断」の意味は、意志が強く決断力があって、物事を思いきって行うこと。「剛毅」とは、意志が固くて強くくじけないという意味。「果断」は、思い切りよく事を行うこと、もしくは決断力があることを差します。

状況を変化させるためには、思い切りと意志の強さが欠かせません。さらに、決断力も必要だといえるでしょう。問題に直面した時、「拱手傍観」しているよりは「剛毅果断」でありたいものです。

「実践躬行」

何事にも「実践躬行(じっせんきゅうこう)」であるべきだと言えるのではないでしょうか。「実践躬行」の意味は、実際に自分自身で行うこと。「実践」は、日常会話でもよく使われますが、理論や計画を自分で行うことという意味ですよね。「躬行」とは、自ら行動するという意味になります。

やはり、想像だけで発言する人と、実際に経験してから発言する人では説得力が全く違うもの。机上の空論ばかりでは人はついてきません。「実践躬行」は、自ら動くことで周囲に変化をもたらします。「拱手傍観」している人よりは、「実践躬行」している人を見習うべきだといえるでしょう。

「拱手傍観」の英訳は?

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では、「拱手傍観」を英語訳すると、どのような表現があるのでしょうか。

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