国語言葉の意味

【慣用句】「身に余る」の意味や使い方は?例文や類語を本の虫ライターが解説!

1.身に余る光栄で、関わった全ての方に感謝を伝えたいと思います。

2.任された仕事は身に余る大役でしたが、やり遂げられて肩の荷が下りました。

身に余る光栄」という表現は、普段からよく使われています。たとえば、表彰式やインタビューなど、謙虚な姿勢で感謝を伝えたい時によく使われていますよね。やはり、一人の力だけではなく、多くの人が関わって大きな事を成し遂げている場合が多いです。そのため、代表者は自分だとしても、「自分の力だけではない」という思いも込めて「身に余る」という表現を使っているといえるでしょう。

また「身に余る」のもう一つの使い方として、与えられた仕事が自分の能力に比べて重すぎる場合、「身に余る大役」といった表現で使うことができます。「大役」とは、責任が重い役目、もしくは重大な任務のこと。大役を引き受ける場合はもちろんのこと、辞退したい時に使っても問題ありません。「身に余る大役で腰が引けます」といえば、相手は「自信がないのだろう」と受け止めてくれるはずです。

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「身に余る光栄」と「身に余る大役」は、セットで覚えておくといいだろう。処遇が良すぎる場合は「身に余る光栄」を、自分の実力以上の仕事を任された場合には「身に余る大役」を使えばいい。どちらも謙遜していることになるから、周囲にも良い印象を与えられるはずだ。

「身に余る」の類義語は?違いは?

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では、「身に余る」の類義語や違いをみていきましょう。

「身に過ぎる」

「身に過ぎる」は、「身に余る」と全く同じ意味として使うことができます。そのため、「身に過ぎる光栄」といった表現でも全く問題ありません。使いやすいほうを選ぶとよいでしょう。ただし、「身に過ぎる」は、処遇が良すぎる場合に使うのが一般的です。大役を任された時に「身に過ぎる大役」とは言いません。間違えて使わないように注意しましょう。

「過分」

近年では「過分(かぶん)」を使うことが少なくなったのではないでしょうか。意味は2つあります。1つ目は、立場や能力以上の扱いを受けること。2つ目は、態度や振る舞いなどが、役割や立場にふさわしくないことです。使い方としては「身に余る」と同じだと考えてください。「過分なお言葉をいただき感謝しております」といった表現で、謙遜しながら感謝を表す場合に使うとよいでしょう。

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