
大事故の原因となった金属の塊「デーモン・コア」とは?理系ライターが解説
原子の構造おさらい
プルトニウムであれ鉄であれ全ての物質は原子からなります。 原子はプラスの電荷を持つ原子核の周りに– 電荷を持つ電子が存在。 電子の数が1つや2つ変わるのはよくあること。例えば、 鉄が錆びる時、一番外側の軌道(最外殻) の電子を放出して鉄イオンになります。ところが真ん中にある原子核、こちらが崩れるのは特殊なケース。
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プルトニウムの塊による事故。原因は原子核の分裂(核分裂)。 原子は電子と原子核で構成されていて、 ここからは原子核について掘り下げて行くぞ。
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原子核の構造

image by Study-Z編集部
原子の一部である原子核は全体として+の電荷を持つもの。+ の電荷なる陽子と電荷を持たない中性子から構成されています。 原子核でも十分小さいですが、さらに細かい分類があるわけです。
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陽子
原子核のうち構成要素のうち、+の電荷を持つ方の粒子。
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中性子
原子核の構成要素のうち、電荷を持たない方の粒子。
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ところで、 プラス電荷である陽子と電荷を持たない中性子で構成される原子核どうやって安定しているのだろうか? プラス電荷ばかりが狭い範囲に集まれば斥力が働いて、 パッと散っていきそうだが。
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