
メジャー通算500本塁打という折り紙付きの「本物」がいよいよ明後日に来日するそうだ。
ここで屋台営業をしてもよいとのお墨付きもいただいているので、何も問題はないはずだ。
#3 「太鼓判を押す」の対義語は?

image by iStockphoto
では、「太鼓判を押す」の対義語はどのようにとらえればいいのでしょうか。「太鼓判を押す」が確かだと保証するならば、その反対は言葉だけで中身がともなっていないことを表すはずです。
ここでは、そのような意味合いを持った慣用句を二つほど紹介していきます。
「大風呂敷を広げる」
「大風呂敷(おおぶろしき)を広げる」は、十分に「太鼓判を押す」の対義語たりえるものです。この慣用句には、実現不可能な計画を立てるという意味合いがあります。
つまり、大きなことを言うけれども全然中身がともなっていないというわけです。こういうのを大言壮語するともいいます。
風呂敷は何かを包まない状態だとかなりの寸法がありますよね。これが、大きな風呂敷だとなおさらだというわけです。
中身が何もないのに大きさだけはとてつもなく大きいという情景が、きっと思い浮かんでくるのではないでしょうか。
「外連味」
「外連味(けれんみ)」もまた、「太鼓判を押す」の対義語といってもいい存在です。この言葉は主に「外連味のある」または「外連味たっぷりの」などというフレーズで用いられます。
さて、肝心の「外連味」ですが、これは元々歌舞伎界の用語だという点は押さえておきましょう。この言葉が表すのは「はったり」や「ごまかし」です。
たとえば、大掛かりな宙乗りなどの演出がある場合は「外連味がたっぷり」となります。もちろん、現在では歌舞伎界以外でもよく使われているのが実情です。
目標は甲子園で優勝することですと、新チームのキャプテンは大風呂敷を広げてみせた。
その俳優は実に外連味たっぷりの演技をするので、男女を問わず人気があるのもうなずける。
\次のページで「「vouch for ~」」を解説!/