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【四字熟語】「韋編三絶」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「韋編三絶」について解説する。

端的に言えば韋編三絶の意味は「熱心に本を読むことや熱心に学問に取り組むこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

10数年間、中高生に学習指導をしているライターヤマトススムを呼んだ。一緒に「韋編三絶」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

yamato810

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

「韋編三絶」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「韋編三絶」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。読み方は「いへんさんぜつ」です。四字熟語のそれぞれ漢字四文字で、具体的なエピソードを伝えるものになっています。語源までチェックしながら詳しく見ていきましょう。

「韋編三絶」の意味は?

「韋編三絶」には、次のような意味があります。漢字の意味と転じた意味合いの両方知っておくと、スッキリしますよ。詳しく見ていきましょう。

1.何度も繰り返し、熱心に本を読むことのたとえ。また、学問に熱心なことのたとえ。

出典:新明解四字熟語辞典(三省堂)「韋編三絶」

「韋編」は文字を書いた木簡や竹簡などの中国古代の書物のこと、「三絶」は三度断ち切れることや幾度も断ち切れることを表しており、「韋編(いへん)三度(みたび)絶(た)つ」と訓読します。

こういったことから、本を熱心に何度も読むことのたとえになり、さらには、一生懸命学問に打ち込むという意味にもつながっていますよ。本だからと学問につながるとは限らないとも考えられますが、中国古代のことなので学問に関係のない本は存在しなかったのではないでしょうか。

「韋編三絶」の語源は?

次に「韋編三絶」の語源を確認しておきましょう。

「韋編三絶」は、中国の前漢時代に司馬遷によって編纂された『史記(しき)』という歴史書に由来します。その『史記』卷四十七の孔子(こうし)世家に記述がありますよ。

その中の文章では、「孔子は晩年、易(えき)を好み、序(ジョ)・彖(タン)・繋(ケイ)・象(ショウ)・説卦(セッカ)・文言(ブンゲン)を整理した。易を読んでいるうちに韋が三度切れた。」ということです。序、彖などは易の注釈書のことを表しています。

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