この言葉の代表的な英訳は「but」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC810点で、留学経験があるライターMoeを呼んです。一緒に「~のに」の英訳や使い方を見ていきます。
ライター/Moe
英語力ゼロからTOEICスコア810点を取得し留学を経験。その経験から、実践で使えそうな例文を考えることを得意とする。
「~のに」の意味と使い方は?
それでは、「~のに」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「~のに」の意味
「~のに」には、次のような意味があります。
1.[接助]《準体助詞「の」+接続助詞「に」から》活用語の連体形に付く。内容的に対立する二つの事柄を、意外・不服の気持ちを込めてつなげる意を表す。
2.[終助]《の文末用法から》活用語の連体形に付く。不平・不満・恨み・非難などの気持ちを表す。
3.…時に。…場合に。
4.…のものとして。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
「~のに」の使い方・例文
次に「~のに」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.あなたの話をたくさん聞いてあげたのに、私の話は聞いてくれないのね。
2.たくさん勉強をしたのに、合格しなかった。
3.一生懸命本を読んでいるのに、全く頭に入ってこない。
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