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【四字熟語】「孤城落日」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「孤城落日」について解説する。

端的に言えば孤城落日の意味は「心細い様子」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は広告会社で経験を積み、文章の基本と言葉の使い方を知るライターのHataを呼んだ。一緒に「孤城落日」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Hata

以前は広告会社に勤務しており、多くの企業の広告作成経験を持つ。相手に合わせた伝え方や言葉の使い方も学び、文章の作成や校正が得意。現在はその経験をいかし、ライターとして活動中。

「孤城落日」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「孤城落日」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「孤城落日」の意味は?

「孤城落日」には、次のような意味があります。

落ちぶれて昔の勢いを失い、助けもなく、心細いさま。

出典:四字熟語辞典(学研)「孤城落日」

「孤城落日」は「こじょうらくじつ」と読む四字熟語。

「孤城(こじょう)」とは孤立して援軍の来ない城のことで、「落日(らくじつ)」とは西に沈む夕日のことです。かつては隆盛を極めたはずの城が、孤立して助けもなく夕陽に照らされているさびしい光景を表したもので、転じてひどく心細い様子や昔の勢いを失い没落していく状態をたとえるようになりました。

なお「孤城落日」によく似た四字熟語が「孤城落月(こじょうらくげつ)」です。「落月」は沈む月のことを指し、孤立した城が月に照らされた情景を用いて物悲しい様子の表しています。夕日と月の違いはありますが、どちらもほぼ同じ内容の四字熟語です。

「孤城落日」の語源は?

次に「孤城落日」の語源を確認しておきましょう。

中国の唐の時代に活躍した、王維(おうい)という詩人が作った「送韋評事詩(そういひょうじし)」の一節が「孤城落日」の由来です。

この詩の中に「遙知漢使蕭関外、愁見孤城落日辺」という一節があります。“援軍もなく孤立した城が沈んでいく夕日に照らされた情景”を表したもので、かつて繁栄していた城のさみしい様子に心細さを伝えてくる詩です。

この詩が語源となって「孤城落日」という四字熟語が生まれました。

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