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【四字熟語】「熟慮断行」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しくわかりやすく解説!

熟慮断行できることは、組織のリーダーに求められる資質のひとつだといえよう。

これはあなたの将来に大きくかかわることなので、ぜひ熟慮断行していただきたい。

みんなが熟慮断行した上で出た結果ならば、これっぽっちも恥じ入る必要はないよ。

「熟慮断行」が含まれる文を正確に理解するには、次の表現と置き換えてみるとよいでしょう。その表現とは、「よく考えて迷わず実行する」というものです。

たとえば、最初の文であれば冒頭の部分を「よく考えて迷わず実行できることは、……」としてみてください。文の内容がかなり分かりやすくなったのではないでしょうか。

また、自分が「熟慮断行」を使おうとする場合でも、この手段は有効的だといえます。逆に「よく考えて……」の部分にこの四字熟語を当てはめてしまえばよいからです。

#2 「熟慮断行」の類義語は?違いは?

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ところで、「熟慮断行」類義語にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、中でも代表的なものを二つご紹介します。

「思慮分別」

「思慮分別(しりょふんべつ)」は、「熟慮断行」の類義語の中でも代表格だといえるものです。この四字熟語には、注意深く考えて判断するという意味合いがあります。

ただし、実行するという意味までは含まれていないので、使用する際には注意が必要です。また、読み方が「――ぶんべつ」ではなくて、「――ふんべつ」である点にも気をつけましょう。

「好謀善断」

「好謀善断(こうぼうぜんだん)」もまた、「熟慮断行」の類義語だといえるものです。こちらの四字熟語は、よく考えて物事を適切に処理するという意味を持ちます。

前半部を占める「好謀」の「謀」には、「はかりごと」「くわだて」といった意味があるのは事実です。しかしながら、ここでは「計画を立てる」「しっかり考える」という意味を表しています。

また、後半部の「善断」が表すのは、「善く処断する」ことです。これは、しっかりと決断し処理することだと覚えておきましょう。

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