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【四字熟語】「半死半生」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校講師がわかりやすく解説!

「半死半生」の使い方・例文

「半死半生」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

・仕事中の事故で、半死半生の目に遭い病院に運び込まれた彼だが、何時間もの手術の結果、一命をとりとめた。

・病気で、半死半生のまま数年意識がなかった彼女だが、今は回復の見込みを決してあきらめず、一生懸命リハビリに努めている。

・大けがをし、一時は呼吸まで止まり半死半生状態だったあの登山家は、いつかベストな状態に戻れると希望を捨てていない。

今にも死にそうだったことや、生死の境にあるような状態」というイメージがつきますでしょうか。

辞典では「本当に命の危機にある、実際に死に向かう」と、実際の死に限定されているものがほとんど。瀕死状態や、九死に一生といったことを表す、かなり重い意味の言葉ととらえられます。

では、たとえば「先輩のカラオケにオールで付き合わされて、もう半死半生の状態だった」という表現はどうでしょうか。

本来の意味からすると不適切かもしれませんが、逆に「それくらい(死ぬほど)辛かった」という、少し可笑しさも含んだ表現として考えることもできるでしょう。

読解問題などで見かけた場合は、どのような意図で使われているのかしっかり読み取るようにしてください。

「半死半生」の類義語は?違いは?

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「半死半生」の類義語として「気息奄奄」をご紹介します。

「気息奄奄」

「気息奄奄(きそくえんえん)」は、「息も絶え絶えで、今にも死んでしまいそうな状態」のことを表す四字熟語です。

「奄奄」は、「奄」に「覆う、ふさぐ」という意味があり「(息がふさがれて)絶え絶えである」ということ。

そんな状態ですから、こちらの四字熟語も「まだ死んでいないが、今にも死んでしまいそう」ということで「半死半生」と意味が一致しますね。

漢字としては、記述するのはかなりの高レベル。まずは読みから押さえましょう。

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