国語言葉の意味

【慣用句】「音を上げる」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しくわかりやすく解説!

この記事では「音(ね)を上げる」という慣用句について解説する。

端的に言えば「音を上げる」の意味は「弱音を吐く」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役塾講師で文系科目のスペシャリストである「すけろく」を呼んです。一緒に「音を上げる」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/すけろく

現役文系講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。

#1 「音を上げる」の意味や使い方のまとめ

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それでは早速「音を上げる」の意味や使い方を見ていきましょう。

「音を上げる」の意味は?

まずは、国語辞典での定義から。「音を上げる」には、次のような意味があります。

もう耐えられない、という。悲鳴をあげる。弱音を吐く。

出典:大辞林 第三版(三省堂)「音を上げる」

まず、この慣用句の読み方が「おとをあげる」ではなく、「ねをあげる」であることに注意しましょう。「おと」だと音量を上げるかのような意味に捉えられかねないからです。

では、なぜ「音を上げる」が耐え切れずに降参してしまうという意味になったのでしょうか。ここでいう「音」とは「音声」のことを表しています。

さらにいえば、弱音(よわね)のことだと考えてもらって結構です。弱音とは、弱々しい声意気地のない言葉を表します。

これらは、何かに対して弱気な発言・後ろ向きの言葉だと考えるのが妥当です。そして、それが何かをやり通すことに自信がなくなり、途中であきらめてしまう発言の意味へとつながりました。

「音を上げる」の使い方・例文

「音を上げる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

\次のページで「「音を上げる」の類義語は?違いは?」を解説!/

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