生物

寒いところでは耳が小さい?「アレンの法則」を現役講師がサクッと解説!

よぉ、桜木建二だ。今回の記事では、生態学の中で学習する用語の一つ、アレンの法則について学んでいきたいと思う。

アレンの法則とはいったいどういうものなのか?具体的にはどんな例があるのかなどを確認していこう。よく一緒に紹介されるベルクマンの法則との違いも抑えておきたいな。

大学で生物学を学び、現在は講師としても活動しているオノヅカユウに解説してもらうぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/小野塚ユウ

生物学を中心に幅広く講義をする理系現役講師。大学時代の長い研究生活で得た知識をもとに日々奮闘中。「楽しくわかりやすい科学の授業」が目標。

アレンの法則とは

アレンの法則は「恒温動物では、寒冷な地域に住んでいるものほど体の突出部(耳や尾など)が短くなることが多い」という内容の法則です。

その反対に、暑いところに住んでいる恒温動物では、耳や尾が長く大きめになる傾向があります。

アレンの法則の例

それでは、実際にどんな動物でアレンの法則がみられるかをご紹介しましょう。

きつねのなかま

教科書などでよく紹介されるのは、きつねのなかまの例です。

北極圏に生息するホッキョクギツネと、サハラ砂漠のような暑い土地に住むフェネックを比較してみましょう。

image by iStockphoto

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