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【四字熟語】「多岐亡羊」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

この記事では「多岐亡羊」について解説する。

端的に言えば多岐亡羊の意味は「選択肢や道が多過ぎて選択に迷うこと」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

営業マネージャーとして勤務し、カナダでの留学を経てライターとして活動中のナガタナミキを呼んです。一緒に「多岐亡羊」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/ナガタ ナミキ

外資企業の営業マネージャーとして勤務し、相手に伝わる会話表現やコーチングスキルについて学ぶ。カナダでの留学を経て、言葉の持つニュアンスや響きを大切にするライターとして現在活動中。

「多岐亡羊」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「多岐亡羊(たきぼうよう)」の意味や語源・使い方を確認していきましょう。

「多岐亡羊」の意味は?

「多岐亡羊」には、次のような意味があります。

《枝道が多すぎて逃げた羊を見失ってしまったという「列子」説符の故事から》学問をする者が枝葉末節にとらわれると、本質を見失うこと。また、学問の道が多方面に分かれすぎると真理を求めにくくなること。方針が多すぎて、どれをとるべきかに迷うことのたとえ。亡羊の嘆。

出典:大辞泉(小学館)「多岐亡羊」

枝道が多いため逃げた羊を見失うように、どれを選んだらよいのか思案にあまることのたとえ。道を求める者が末節にこだわり、真理に到達し難いこと。学問の道があまりに細分化しすぎ、真理が見失われがちになるたとえ。▽「岐」は枝道・分かれ道。「亡」は逃げる意。「岐おおくして羊ひつじを亡うしなう」と訓読する。

出典:新明解四字熟語辞典(三省堂)「多岐亡羊」

「多岐亡羊」とは、選択肢が多過ぎるために迷ってしまうことを表す四字熟語です。

中国の思想家・列子の残した故事に由来し、本来は学問の道が細分化し過ぎるあまり、真理に到達できなくなることを憂いた言葉でした。

たどり着きたいゴールへの道や手段があればあるほど、どれが最適かを見誤ったり、わき道に迷い込む可能性が生まれます。選べる自由があることは良いことですが、選択に迷って余計な時間をかけている間に、本来の目的を見失ってしまっては本末転倒です。あるいは当初の予定から逸れたことに気を取られるうちに、関係のないことや細かなことが目について、永遠に迷い込むこともあり得ます。

このように道が多過ぎるために、選択に戸惑うこと・本質を見失うことが「多岐亡羊」です。学問以外にも、様々な状況で使うことができます。

\次のページで「「多岐亡羊」の語源は?」を解説!/

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