国語言葉の意味

【四字熟語】「拡大解釈」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

拡大
・広げて大きくすること、大きくなること
形状や規模などが全体的に広がって大きくなること

解釈
・言葉の意味や文章の内容を噛み砕いて明確にすること
・物事や人の行動などを自分の視点で理解すること

※ちなみに「拡大」の類義語として「拡張」が挙げられますが、「拡張」とは形状や規模などを「部分的に」広げて大きくすることです。

「拡大」は様々な物事に対して使うことができ、たとえば会社のプロジェクトや勢力といった目に見えないものから、写真や印刷物などの物理的なものまでが対象となります。

「解釈」とは簡単にいえば「内容を理解すること」ですが、ポイントは自分の視点を通っていることです。たとえばクラス全員が同じ映画を観ても、人によって感想や「解釈」は異なるはずですよね。このように同じ物事であっても、個人によってその受け止め方や感じ方が違うように、「解釈」も人の数だけ存在するものであると覚えておきましょう。

これらの熟語が結びついた「拡大解釈」は、「言葉や物事の意味を自分の好きなように広げて理解する」という意味をもつようになったのです。

「拡大解釈」の使い方・例文

「拡大解釈」の使い方を例文を使って確認していきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.その経営者は重要な社内規則や契約文書を勝手に拡大解釈し、多くの従業員から批判を受けた。

2.事実を拡大解釈して人々の目を引こうとするようなメディアに存在価値はない。

3.彼女は日頃から口下手で、何事も拡大解釈するタイプの人物だ。本人には自覚がないようで、周りの同僚たちはいつも心配している。

4.インターネットで誰でも閲覧できるドキュメンタリー番組が人気だが、時たま専門家から内容が大げさで拡大解釈の傾向にあると指摘されている。

「拡大解釈」は例文のように、基本的にはネガティブなイメージを与える言葉として使われます。なぜなら「自分に都合よく」意味を広げて解釈するからです。用いる際にはニュアンスに注意しましょう。

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人間誰しもそれぞれの考え方や主張がある。空気を読んだり、行間を読むことが円滑にコミュニケーションを行うコツだと言われるが、一方で確認もなしにそこで勝手な解釈を押し付けたり判断するのも良くない。知らないうちに誤解を生む可能性もある。

自分の解釈だけでなく、意見交換などを通して客観的な視点を忘れないようにしたいものだ。何より、好きなように拡大解釈して事実を捻じ曲げてしまっては元も子もないぞ。

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