国語言葉の意味

【四字熟語】「当意即妙」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校講師がわかりやすく解説!

この記事では「当意即妙」について解説する。

端的に言えば「当意即妙」の意味は「気の利いた応対をすぐにできること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

教師や講師としても教えることに関わってきた「やぎしち」を呼んです。一緒に「当意即妙」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/やぎしち

雑学からビジネス文章まで手掛ける現役ライター。
国語の中学・高校教諭の資格も持ち、予備校講師の経験も。言葉を大切にした文章を心掛けている。

「当意即妙」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「当意即妙」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「当意即妙」の意味は?

「当意即妙」には、次のような意味があります。

[名・形動]すばやくその場面に適応して機転をきかすこと。また、そのさま。「当意即妙な対応をする」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「当意即妙」

漢字を分解すると、「当意」は「その場ですぐ考えたり工夫したりすること」。「即妙」は「パッと思いついたり、機転が利いたりすること」の意味。

合わせて「その場にうまく合わせた、素早い機転を利かすこと」の意味になります。

例文のように「当意即妙の対応・応対」という使われ方が多く、ただ知性・知恵が優れているだけでなく、反応の速さもあることがポイントです。

この四字熟語が使われている場合、行動する人がすぐに返答や対処をしたことで、その場をうまくまとめたというポジティブなイメージになることが多くあります。

「当意即妙」にしたせいで悪いことになったとはまず言いません。誉め言葉ととらえて良いでしょう。

「当意即妙」の語源は?

次に「当意即妙」の語源を確認しておきましょう。

この言葉は仏教用語に由来するもので、「当位即妙」という「何事もそのままで、妙なるはたらきを表す」という意味の言葉がもとになっています。

これは簡単に言えば、「誰でも、そのままの状態で悟りに至ることができる」ということ。

「そのままで素晴らしい考えに至れる」ということが一般的に使われるようになって、漢字も変わり、現在の意味になったのではないでしょうか。

「当位即妙」という漢字をご紹介しましたが、「当意即妙」との書き間違いには注意しましょう。

「当意即妙」の使い方・例文

「当意即妙」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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