国語言葉の意味

【四字熟語】「油断大敵」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

「用意周到」

用意周到は「よういしゅうとう」と読みます。物事を行なう用意が行き届いていて抜かりがない、という意味です。用意周到は「用意」と「周到」という二つの言葉が合わさってできた言葉で、用意は「物事を行なうのに必要なことを前もって揃えておくこと」という意味があり、準備ともいいます。周到は「隅々まで行き届き、抜かりがない様子」という意味です。「油断して用意を怠ると失敗するから気をつけなさい」というのが油断大敵の趣旨ですから、「隅々まで用意が行き届いていて抜かりがない」という意味の用意周到は対極に位置する言葉といえるでしょう。

「準備万端」

準備万端は「じゅんびばんたん」と読みます。この言葉は「準備」と「万端」の二つの言葉が合わさってできた言葉です。

準備は先に説明した用意とほとんど同じ意味の言葉で、必要な物品を揃える意味と、精神的な面の両方が含まれています。

万端は「すべての」という意味です。つまり、準備万端の意味は「すべての準備」ということになります。

この言葉は誤用されることが多く、「準備ができた」という意味で「準備万端」という場合が多いようです。準備万端には「できた」「終わった」「整った」という意味はないので、これでは間違いとなります。

1、明日の遠足は準備万端だ、早く寝よう。

2、明日の遠足は準備万端整った、早く寝よう。

この例文をみると、1の使い方では準備万端に「(すべての準備が)できた」という意味まで含まれてしまいます。よって、2の例文が正しい使い方です。

とはいえ、準備万端は普通、準備がすべて整った状況を指すために使うので、油断して準備に不備があるかもしれない状況を戒める油断大敵とは反対に近い意味の言葉になります。

「油断大敵」を使いこなそう

今回の記事では、「油断大敵」の意味や由来、使い方について説明しました。ビジネスやスポーツ、勉強、そして日常生活など、油断を戒めるべき場面はたくさんあります。そのため、油断大敵を使う場面も必然的に多くなるといえるでしょう。作文や文章読解に限らず、普段の会話でも使う場面は多そうです。それだけに、正しい意味や使い方を知っておかないと、恥ずかしい思いをすることになってしまいます。

また、油断大敵とあわせて類義語、対義語に近い意味をもつ言葉も紹介しました。油断大敵の完璧な類義語や対義語はありませんが、それに近いニュアンスの言葉を紹介しました。特に準備万端は誤用の多い言葉であることも説明しましたね。油断大敵と同じくらい、日常的に良く使う言葉なので、正しい使い方を覚えるといいでしょう。

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