国語言葉の意味

【四字熟語】「権謀術数」の意味や使い方は?例文や類語を教材系ライターが解説!

「奸計」

「奸計(かんけい)」は、悪い策略、悪だくみ、というような意味です。これも権謀術数の一種と言えましょう。また、「奸智(かんち)」もほぼ同じ意味です。

「謀略」

「謀略」は、人をだます策略です。権謀術数の一種と言えるでしょう。

「手練手管」

「手練手管(てれんてくだ)」は、人をあざむいて思い通りに動かし操ることです。これも権謀術数の一種と言えるでしょう。

「手練(てだれ)」という名詞があり、これはなにかの技芸に優れていることを指しますが、「手管(てくだ)」の方に人をだまして操るという意味があり、両方を合わせた「手練手管」(ここでは、「てだれ・てくだ」ではなく「てれん・てくだ」と読みます)は、どちらかというと「手管」に近い意味となっています。おもしろいですね。

「権謀術数」の対義語は?

「権謀術数」の反対の意味としては、「策を用いないこと」「知力ではなく心遣いを用いること」などがあります。それぞれ具体的に見ていきましょう。

「馬鹿正直」

「権謀術数」の対義語として、「策を用いない」という意味をもつ言葉に「馬鹿正直」があります。

「正直」は、心にうそがなく、心と外に現れる態度との間に違いがないこと意味しており、「馬鹿」がつくことでそれを強調しているものです。

権謀術数の世界は、心の内をそのままでは人に見せないのですから、「正直」の反対ですね。「馬鹿正直」となるとまさに正反対、というところでしょうか。

「誠心誠意」

「権謀術数」の対義語として、「知力ではなく、心遣いを用いること」という意味をもつ言葉に「誠心誠意」があります。多くの日本人が好きな言葉かもしれません。

誠心誠意は、まことの心をもって人や事に接する、という意味です。心のうちのそのままで人に対するというのは、すなわち心遣いをするということになり、「知」の面というよりは「情」の面をもって事に当たるということになりますので、「知」の側面が強い権謀術数の世界、人の裏をかく世界とは反対になります。

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