端的に言えば、楽あれば苦ありの意味は「楽しい事のあとには苦しい事がある」です。語源は「江戸いろはかるた」と知っているか。日本語でも英語でも同じ意味合いのことわざがたくさんあるので一緒に見ていこう。
日本放送作家協会会員でWebライターのユーリを呼んです。「楽あれば苦あり」の意味や語源を確認し、例文や類義語なども見ていきます。
- 「楽あれば苦あり」の意味・語源・使い方
- 「楽あれば苦あり」の意味
- 「楽あれば苦あり」の語源は「江戸いろはかるた」!
- 「楽あれば苦あり」の使い方
- 「楽あれば苦あり」の類義語
- 「人間万事塞翁が馬」:人生の禍福は予測できない
- 「禍福は糾える縄の如し」:幸福と不幸は交互にやってくる
- 「待てば海路の日和あり」:じっくり好機を待て
- 「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」:悪いときもあれば良いときもある
- 「楽あれば苦あり」の英訳は?
- 「No pains, no gains.」:苦は楽の種
- 「There is no pleasure without pain.」:楽あれば苦あり
- 「You have to take the good with the bad.」:楽あれば苦あり
- 「楽あれば苦あり」を使いこなそう!
この記事の目次
ライター/ユーリ
日本放送作家協会会員。シナリオ、エッセイをたしなむWebライター。時代によって変化する言葉の面白さ、奥深さをやさしく解説する。
「楽あれば苦あり」の意味
まずは、国語辞典で「楽あれば苦あり」の意味を確認しておきましょう。
楽しい事のあとには苦しい事がある。苦楽は相伴うことをいう。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「楽あれば苦あり」
「楽あれば苦あり」は「楽しい事のあとには苦しい事がある」という意味です。楽しいことがあっても、それがずっと続くわけではなく、そのうちに苦しいことがきます。また、苦しいことがあっても、それがずっと続くわけではなく、苦労が報われて楽しい事が必ずくるでしょう。
「楽あれば苦あり」は、それだけで使うこともあれば「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」と表現するときもありますよ。
「楽あれば苦あり」の語源は「江戸いろはかるた」!
「楽あれば苦あり」の語源は「江戸いろはかるた」です。「いろはかるた」は、いろは47文字と京の字を頭文字とした読み札48枚と、それに対応する絵札48枚が一組になったもの。「江戸いろはかるた」は「犬も歩けば棒に当たる」で始まるので「犬棒かるた」ともいいます。
「上方いろは」や「尾張かるた」などもあり、札の内容が少しずつ異なっていますよ。ちなみに「江戸いろはかるた」では「ら」の札は「楽あれば苦あり」ですが、「上方」では「来年の事を言えば鬼が笑う」、「尾張」では「楽して楽しらず」です。
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