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【四字熟語】「公平無私」の意味や使い方は?例文や類語を本の虫ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「公平無私」について解説する。

端的に言えば公平無私の意味は「私情を挟まないこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

年間60冊以上本を読み込んでいるヤマゾーを呼んだ。一緒に「公平無私」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ヤマゾー

ビジネス本を中心に毎年60冊読破。本を通じて心に響く生きた日本語を学ぶ。誰にでも分かりやすい説明で四字熟語を解説していく。

「公平無私」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「公平無私」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「公平無私」の意味は?

「公平無私」には、次のような意味があります。

公平で、私的な感情や利益を交えないこと。また、そのさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「公平無私」

「公平無私」は「こうへいむし」と読みます。「公平」は、主観を交えず、全て同等に扱うこと。「無私」は、私的な感情にとらわれず、損得の計算をしないという意味になります。「私が無い」ということですから、「私情を挟まない」と考えるとよいでしょう。

やはり、誰しも私情を持ち込むことはあるかと思います。仕事では、普段から仲がいい同僚を優遇する、もしくは自分にとってメリットとなる取引先を優先する場合もあるでしょう。ビジネスでは多少の損得計算は必要かもしれません。しかし、当然のことではありますが、あまりにも不公平な対応は反感を買ってしまいます。初めて会った相手にこそ、先入観を持たずに「公平無私」で判断するべきではないでしょうか。

「公平無私」の語源は?

次に「公平無私」の語源を確認しておきましょう。「公平無私」は、中国の解説書「韓詩外伝(がんしがいでん)」が由来だと言われています。「韓詩外伝」は、まとまっていない故事や説話を、韓嬰(かんえい)が詩経の詩句に関連づけて分かりやすく解説したもの。最古の詩集としても有名です。

「公平無私」が誕生したのは、祁黄羊(ぎおうよう)という人物の行動からでした。祁黄羊は上司から適任者を選ぶように頼まれた際、たとえ相手が自分の仇だろうと任命したそうです。ほかにも、自身の息子を推薦できるような状況であっても、身内を選ぶようなことは絶対にしませんでした。これぞ、まさに公平無私。人材を選ぶ立場において、お手本となるような行動といえますね。

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