国語言葉の意味

【四字熟語】「粒粒辛苦」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)」という四字熟語について解説する。

端的に言えば「粒粒辛苦」の意味は「努力や我慢を重ねること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役塾講師で文系科目のスペシャリストである「すけろく」を呼んだ。一緒に「粒粒辛苦」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

すけろく

ライター/すけろく

現役文系講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。

#1 「粒粒辛苦」の意味や使い方のまとめ

image by iStockphoto

それでは早速「粒粒辛苦」の意味や使い方を見ていきましょう。

「粒粒辛苦」の意味は?

まずは、国語辞典での定義から。「粒粒辛苦」には、次のような意味があります。

米の一粒一粒が農民の苦労の結晶であること。転じて、こつこつと地道な努力を重ねること。

出典:大辞林 第三版(三省堂)「粒粒辛苦」

「粒粒辛苦(粒々辛苦とも)」の「粒粒」とは、一粒一粒という意味です。何の粒かといえば、それはお米を代表とする穀物の一粒一粒に他なりません。

一方、「辛苦」とはいったいどう意味なのでしょうか。こちらには、辛(つら)いことや苦しいことといった意味合いがあります。辛酸や苦心とは、非常に近い関係にある言葉です。

これらを合わせて考えると、お米の一粒一粒は農家の人々が苦労の末に苦労を重ねて育て上げたものであるという意味が見えてきます。これが後に転じてできたのが、現在の苦労や努力を重ねるという意味です。

「粒粒辛苦」の由来・出典は?

次に「粒粒辛苦」の由来や出典を確認しておきましょう。この四字熟語は、唐の時代の中国で活躍した李紳(りしん)という詩人が詠んだ「農を憫(あわれ)む」という詩がその出典です。

この詩の中で李紳は、農民の苦労を「粒粒皆辛苦なるを」と詠みあげています。これが由来となり、現在の「粒粒辛苦」という四字熟語が生まれました。

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