物理理科電磁気学・光学・天文学

音はなぜ聞こえるの?音と振動の関係を科学館職員が解説

よぉ、桜木建二だ。今回のテーマは音と振動だ。

音がなぜ聞こえるのか、それが振動によるものであることはみんな知っているだろう。では音に高低、大きい小さいがあるのは振動がどう違うからかは説明できるか?音は見えないからイメージしづらいが、ある機械を使えば波の形を表すことができる。それを見れば音の高さ低さ、大きさ小ささがわかるんだ。

今回は音と振動の関係を科学館職員、たかはしふみかが解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

たかはし ふみか

ライター/たかはし ふみか

声が低く通りづらいのが悩みの科学館で働くリケジョ。さまざまな不思議な現象を解き明かす科学が大好きで、学生時代は化学部と国立大学の化学系で化学漬けの日々を送っていた。新エネルギー開発に関する研究をしていて、学会でも発表した。

音はなぜ聞こえるの?振動の役割は?

image by PIXTA / 43406465

家や学校でせわしなく聞こえる人の話し声、冷却ファンから聞こえる風切り音、外でひっきりなしに聞こえる自動車や航空機のエンジン音、機械のモーター音、そして音楽など音は世界中にあふれていますね。そもそもなぜ音は伝わるのでしょうか?まず音の正体と振動の役割から説明していきます。

人がしゃべるとき、喉が震えますね。人は喉の中に声帯があり、声帯が揺れる(振動する)ことで声を出すことができます。また太鼓を叩いた時に皮を見ると震えているのを観察することができることからも、音が振動で伝わっていることがわかりますね。この振動によって発生した波を音波といいます。

発生した音波は空気(気体)・水(液体)・金属(固体)などの媒体を振動させて伝播し、それを私たちは聞いています。音波は進行方向に向かって振動する波です。このように「進行方向に向かって振動する波」を縦波と呼びます。縦波といえば地震の時に最初に来る初期微動(P波)を思い浮かべる人が多いでしょう。他にバネの振動が縦波となります。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

音は音源から発生し、空気や水などの媒体を振動させながら進む。そして鼓膜を振るわせるため、音を感知することができる。音は波であり、振動させる媒体になるものがなければ音が発生しても伝わらない。だから真空では音が聞こえないぞ。

次のページを読む
1 2 3
Share:
たかはし ふみか