「酌み交わす」の使い方・例文
「酌み交わす」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.君とこうやって酒を酌み交わすのは何年振りだろうか。
2.息子や娘と酒を酌み交わすのは親となった者の夢だ。
3.今回の冷凍食品販売事業の投資案件では、中間段階で収益好調、すなわち売上高の増加による増収の結果をはじめとして、営業利益、経常利益、純利益それぞれが、前期比較および前年同期比で大幅に増加し、配当も来期予想も大変好調につき、期末ではなかったがいったん、会員間でゴルフと酒を酌み交わす機会を調整のうえ設定、実施して会員がお互いに親睦を深め、年間の中での事業推移、進捗についても認識の共有を新たにした。
親しい人や、これから親しくなりたい人と酒を酌み交わすのは至福のひとときでもありますね。
「盃を交わす」
「盃を交わす」(さかづきをかわす)は、結束を高めるために一緒に酒を呑むことを指します。戦闘や大きな事業など、集団の結束が求められる事態を前に、ともに酒を呑むことで気持ちをつなぐことになるものです。
酒を「酌み交わす」場面が、親睦とか団らんとか比較的緩い雰囲気であるの対して、「盃を交わす」場面は、強い覚悟を求められるような状況であるという違いがあります。ですから、めったなことでは「盃を交わし」てはいけません。
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