この記事では「じっと」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「still」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC900点で、現役の翻訳者であるライターミッシェルを呼んです。一緒に「じっと」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/ミッシェル

中高生の受験指導を経て、現在はアメリカで翻訳家として活動中。実践的な英語の使い方を紹介する。

「じっと」の意味と使い方は?

それでは、「じっと」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「じっと」の意味

「じっと」には、次のような意味があります。

1.動かないで、そのままの状態を保つさま。
2.視線や心などを集中して、よく見たり考えたりするさま。つくづく。
3.心を抑えてがまんするさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「じっと」

「じっと」の使い方・例文

次に「じっと」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.週末はどこにも行かないで家でじっとしていた。
2.目を瞑ってじっと考え込む。
3.今はじっと我慢する。

\次のページで「「じっと」の英語での表現は?」を解説!/

「じっと」の英語での表現は?

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日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「じっと」の英語表現その1

「動かないで、そのままの状態を保つさま」の意味でつかわれる「じっと」を英語で表現するには、「still」や「remain」を使いましょう。「still」には「静止した、じっとした」という意味があり、風や水の流れがない状態を表す場面でも使われます。「stay still」(じっとしている)「sit still」(じっと座っている)などの形で使いますよ。「remain」には「~のまま、~し続ける」という意味があり、そのままの状態を保っているニュアンスです。

Those children sat still during dinner.
その子供たちは夕食時にじっと座っていた。

John stood still and waited.
ジョンはじっと立って待っていた。

Sarah remained at home with her children.
サラは子供たちと家でじっとしていた。

Michelle will have to remain in bed for a couple of days.
ミッシェルは、これから2日間ベッドでじっと休まなくてはならないだろう。

「じっと」の英語表現その2

「視線や心などを集中して、よく見たり考えたりするさま」の意味で使われる「じっと」を英語で表現する場合は、「stare」「gaze」「peer」などが良いでしょう。いずれもじっと見つめるニュアンスがありますが、「gaze」は物事を長く見つめるという意味で、驚きや感嘆などの感情を込めてよく使われます。「stare」は「じろじろ見る」ニュアンスがあり、ネガティブなニュアンスで使われることが多いです。たとえば、憧れの人を「じっと見つめる」場合は「gaze」のほうがふさわしいでしょう。「peer」も「じっと見る」という意味ですが、注意深く観察するように見るニュアンスがあります。特に視界が遮られてよく見えない場合に「集中して見ようとする」意味で使われますよ。

John continued to stare at the man.
ジョンはその男をじっと見続けた。

Sarah was just gazing out of the window.
サラはただ窓の外をじっと見つめていた。

I peered into the darkness.
私は暗闇をじっと見つめた。

\次のページで「「じっと」の英語表現その3」を解説!/

「じっと」の英語表現その3

「心を抑えてがまんするさま」の意味で使われる「じっと」を英語で表現するには、「endure」や「put up with」を使いましょう。いずれも我慢する意味ですが、「endure」には痛みや苦痛に長期間じっと耐えるというニュアンスがあります。「put up with」は「我慢する」意味で会話でよく使われますが、文章で使う場合は「tolerate」(我慢する)のほうがふさわしいでしょう。

Sarah endured the pain.
サラは痛みにじっと耐えた。

John had to endure her violent temper for so many years.
ジョンは彼女の気性の荒さに長年じっと耐えるしかなかった。

I had to put up with the inconvenience.
不便だったけどじっと耐えるしかなかった。

I have to tolerate his behavior.
彼の態度にじっと耐えるしかない。

「じっと」と似たような英語表現・フレーズは?

最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。

似た表現

「じっと」考え込む場面を英語で表現するには、「think deeply」「think through」「think over」など「think」にそれを強調する単語を加えて「じっと」というニュアンスを出しましょう。「through」は「~を通って、~を通じて」という意味ですが、「think through」で「考え抜く、じっくり考える」という意味を表します。「じっくり考える」を表現する方法を例文で見ていきましょう。

John always thinks long and hard before he makes any decisions.
ジョンは常にじっくり考えてから結論を出す。

Sarah sat thinking deeply.
サラは座ってじっと考え込んだ。

I tried to think over the last two years.
過去2年についてじっと考えてみた。

\次のページで「「じっと」を英語で言ってみよう」を解説!/

「じっと」を英語で言ってみよう

「じっと」には複数の意味があるので、その意味に応じて表現する方法が異なりますが、「静止した、じっとした」という意味の「still」を使う方法をぜひ覚えてください。「stay still」や「sit still」はよく使われる表現です。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「じっと」は英語でどう表現する?「じっと」の英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「じっと」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「still」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC900点で、現役の翻訳者であるライターミッシェルを呼んです。一緒に「じっと」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/ミッシェル

中高生の受験指導を経て、現在はアメリカで翻訳家として活動中。実践的な英語の使い方を紹介する。

「じっと」の意味と使い方は?

それでは、「じっと」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「じっと」の意味

「じっと」には、次のような意味があります。

1.動かないで、そのままの状態を保つさま。
2.視線や心などを集中して、よく見たり考えたりするさま。つくづく。
3.心を抑えてがまんするさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「じっと」

「じっと」の使い方・例文

次に「じっと」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.週末はどこにも行かないで家でじっとしていた。
2.目を瞑ってじっと考え込む。
3.今はじっと我慢する。

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