国語言葉の意味

【四字熟語】「下学上達」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師が解説!

「下学上達」の使い方・例文

「下学上達」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。文法的な使い方の違いにも注目しながら確認していきますよ。

1.ノーベル賞を受賞した人でも、下学上達という通り基礎知識の習得から勉強を始めたはずだ。
2.特別なことをするのではなく、下学上達することでその道の達人と呼ばれるようになる。

いずれの例文も、身近でわかりやすいことから始めて徐々に高度で深い真理に近づくという意味で使われています。

使い方については、1.のほうは「下学上達という通り」と名詞のカタマリとして使っているのに対し、2.のほうは「下学上達する…」と動詞化した表現になっていますよ。とくにどちらの言い方ということはなく、どちらもよく使われる表現です。

no-img2″>
 <figcaption class=桜木建二

ここまで、「下学上達」の意味や語源、使い方について解説してきた。論語における「下学上達」は「我を知るものは其れ天なるか」と続く。「天をうらまず人をとがめず下学上達する、自分を知るものは天である」、つまり天は自分を見てくれているということだ。

「下学上達」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

それでは、「下学上達」の類義語についての説明です。二つの類義語を紹介しますが、いずれも基本が大切であることを表しています。さっそく詳しく見ていきましょう。

「弓調馬服」

「下学上達」の類義語には、「弓調馬服(きゅうちょうばふく)」があります。何事も基礎をしっかりしておくことが大切であるという意味です。「弓調」は弓の調子を整えること、「馬服」は馬を服従させることを表しています。

弓を使うにはまず調子を整えることが大切なことであり、馬に乗るにはまず人に服従させることが大切であるということです。この言葉は古く、中国前漢の時代に成立した「荀子」に由来します。

次のページを読む
1 2 3 4
Share:
yamato810