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【慣用句】「水泡に帰す」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターが解説!

「水泡に帰す」の対義語は?

努力や苦労が台無しになるのが「水泡に帰す」の意味。であれば、努力が結果につながることは反対の意味と言えるでしょう。ここではそのような対義語として「実を結ぶ」と「功を奏する」を説明します。

「実を結ぶ」

「実を結ぶ」とは、努力したことが成果となって表れることを意味した慣用句。植物の実がなるように結果が出ることを比喩的に表現したものです。

努力が無駄にならず、その結果につながるという意味が「水泡に帰す」とは反対の意味となります。

「功を奏する」

「功を奏する(こうをそうする)」とは、何らかの行為に対して成果や効果がでることを表した慣用句で、良い結果が出ることや成功することを意味します。

もともとは「功績を天皇に奏上する(報告する)」という意味から転じたもので、「実を結ぶ」と同様、努力が結果につながる時に用いられる表現です。

これも「水泡に帰す」の対義語のひとつと言えるでしょう。

「水泡に帰す」の英訳は?

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「水泡に帰す」は日本語の比喩的表現ですが、実際の意味は努力が無駄になってしまうこと。英語にもこのような意味を持つ表現がいくつか存在します。今回はその中から2種類の表現を見ていきましょう。

「come to nothing」

「come to nothing」は直訳すると何もない状態になること。つまり、失敗する、努力などが無駄になるという意味を持つイディオムで、日本語の「水泡に帰す」と同様の意味にあたります。

またnothingではなくnoughtという単語を使って「come to nought」と表現することもありますが、これも同様の意味です。

「go down the drain」

「go down the drain」も「水泡に帰す」の英語表現のひとつ。「the drain」とは下水のことを指し、直訳すると下水に流すこと、転じて無駄になることを意味します。

下水に流すというのがもとの意味でもあるため、無駄になるということがかなり強調された表現です。そのため、台無しになってしまったことを強く伝えたい際に使うと効果的でしょう。

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