現代社会

好景気に沸く「バブル世代」とは?その華やかな生活を元大学教員がわかりやすく解説

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もちろん、この時期のすべての若者がこのような生活をしていたわけではない。地道に仕事をしながら生活していた若者もいる。良くも悪くも、ディスコにあつまるバブル世代がこの時代に特有のカルチャーを作ったことは間違いないだろう。

「バブル世代」の時代にすすんだリゾート地開発

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投資熱にわく土地を利用して大規模に開発されたのがリゾート施設です。ビーチ、スキー、避暑を目的とするリゾート施設が次々とオープンしました。CMの効果などもあり、リゾートで休日を過ごすことがバブル世代のトレンドとなります。

リゾート法の制定によりスキーリゾート施設が増加

1987年に通称「リゾート法」と呼ばれる法律が制定されます。その正式名称は総合保養地域整備法。国の承認をうけた地方自治体は、経済支援や税金の優遇措置を受けられることもあり、積極的に誘致に手を挙げます。

それにより都市から離れた地域に大企業を誘致する動きが活発化。そこで加熱したのが北海道や東北エリアなどを舞台とするスキーリゾートの開発でした。鉄道会社とも手を組み、大規模なスキー場の開発がすすめられていきます。

「バブル世代」が押し寄せた清里高原リゾート

バブル世代の人なら知っているだろうリゾート地のひとつが山梨県の清里高原です。清里人気に火をつけたのが女性誌。『an・an』や『non-no』が清里を取り上げるようになります。それによりバブル世代の女性が清里に殺到するようになりました。

清里にはヨーロピアンな雰囲気のかわいいお店やペンションが乱立。西洋風の雰囲気が女性たちを惹きつけました。ピーク時にはペンションの数は130棟をこえるほどに。小さな町はバブルの熱気に包まれました。

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今でも清里に行くとバブル時代の名残が感られる建物が残っている。本来の清里はきれいな空気と豊かな自然が楽しめる静かな避暑地。現在もペンション等を利用できるので、気になる人は旅行先にしてみてもいいと思うぞ。

個性豊かな「バブル世代」のファッション

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バブル世代をネタにするお笑いやダンスが話題となり、その独特なファッションに注目が集まるようになりました。

女性はボディコン&ワンレン・ソバージュ

バブル世代の女性のファッションのいちばんの特徴はボディコン。これは「ボディ・コンシャス」の略で、体のラインを意識したドレスを意味します。ピタピタサイズの短いスカートが特徴。もともとは1981年のミラノ・コレクションが発祥で、女性の解放を目指すファッションでした。

バブル経済期の日本では、ボディコンとワンレン・ソバージュがワンセット。この時期のワンレンは、前髪をトサカのようにたてる独特なものでした。ロングヘアにソバージュをかけるのがバブル世代のヘアスタイルとして定着します。

男性はカラースーツにセカンドバッグ

男性も女性と同じく派手なファッションを好みました。原色のカラフルなカラースーツに身を包み、高級なセカンドバッグを持つことが定番。高価な時計や靴を履くことで、高収入であることをアピールしました。

髪型はムースなどでかっちり決めるのがバブル世代のスタイル。フォーマルなスーツスタイルが定着する一方、カジュアルなシャツにセーターをひっかける、さわやかなファッションも流行しました。

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