国語言葉の意味

【慣用句】「尻に火がつく」の意味や使い方は?例文や類語を教材系ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「尻に火がつく」について解説する。

端的に言えば「尻に火がつく」の意味は「事態が切迫して時間がないこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

教材系のライターを10年経験した梨子なしこ太朗を呼んだ。一緒に「尻に火がつく」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/梨子なしこ太朗吉

本や雑誌を作り続ける文章職人。参考書から音楽誌まで、娯楽と言葉と実用をむすびつけることを自らも楽しみつつ、分かりやすく伝える。

「尻に火がつく」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「尻に火がつく」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「尻に火がつく」の意味は?

尻に火がつく」には、次のような意味があります。

事態が差し迫って、追いつめられた状態になる。

出典:goo辞書

お尻に火がついたら?それは熱くてたまりません。やけどをしてしまう状況です。あわてて逃げ出して、お尻の火を消さないといけません。

それまでのんびりしていたとしても、一気に急ぎのモードに入ってしまいます。

これが「尻に火がついた状態」となるわけです。

「尻に火がつく」の由来は?

次に「尻に火がつく」の由来をみてみましょう。

「尻」は人体の後ろの方ですから、尻に火がつけば、人間はどうしても前に進みます。前に逃げ出そうとするからです。これはもともとのんびりとしていて、本当はなにかをしなければいけないのにダラダラしている人が、後ろから火が迫ってくればいやでも逃げ出す、つまり事を始める、ということを意味しています。

いつもきちんと計画的に過ごしている人は、後ろから火が迫ってくる前に自発的に動いて事を始めていますから、尻に火などつかないということで、無計画な人、目標に向かって歩み出していない人のお尻に、しばしば火がつくことがある、ということですね。

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