
「疾風怒濤」の使い方・例文
それでは、「疾風怒濤」の例文を見てみましょう。先に説明した2の意味での使い方はあくまでも固有名詞なので、ここでは1の意味での使い方を見ていきましょう。
・疾風怒濤のようにトラブルが舞い込んでくる。
・彼らは疾風怒濤の攻撃で勝利を収めた。
・疾風怒濤の一年が始まる。
疾風怒濤は、嵐のような激しい状況を指す言葉です。そういった状況が当てはまるのならどんなシーンでも使えるので、便利な言葉といえるでしょう。
「疾風怒濤」の類義語は?違いは?

疾風怒濤は、嵐のような激しい状況を「疾風(早く激しい風)」と「怒涛(荒れ狂う波)」に例えた表現です。他にも、変化や展開が激しい状況を自然現象にたとえた言葉はいくつかあります。
「疾風迅雷」
疾風迅雷は「しっぷうじんらい」と読みます。疾風は先に説明したとおりですが、「迅雷」は激しい雷を意味する言葉です。意味は疾風怒濤とほとんど変わりませんが、疾風怒濤よりもスピード感のあるニュアンスとなります。
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