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【四字熟語】「深謀遠慮」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しくわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「深謀遠慮(しんぼうえんりょ)」について解説する。

端的に言えば「深謀遠慮」の意味は「深く考えること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役塾講師で文系科目のスペシャリストである「すけろく」を呼んだ。一緒に「深謀遠慮」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/すけろく

現役文系講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく。

#1 「深謀遠慮」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「深謀遠慮」の意味や使い方などを見ていきましょう。

「深謀遠慮」の意味は?

「深謀遠慮」には、次のような意味があります。

先々のことまで考えた、深いはかりごと。深慮遠謀。

出典:大辞林 第三版(三省堂)「深謀遠慮」

「深謀遠慮」の意味を「深謀」と「遠慮」に分けて考えてみましょう。「深謀」の「謀」には、計画や計略といった意味合いがあります。

つまり、「深謀」は深いところまで練り上げて立てられた計画や計略といったところでしょうか。一方の「遠慮」が表すのは、思いめぐらせるという意味です。

したがって、「遠慮」は遠い先のことまで思いをめぐらせることという意味になるのが分かるでしょう。こうしてみてみると、我々が普段使っている「遠慮」とは少し意味合いが異なるようですね。

「深謀遠慮」の使い方・例文

「深謀遠慮」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

\次のページで「「深謀遠慮」の由来や出典は?」を解説!/

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