そんな時、本当なら子どもの”肩を持てる”と良いですよね。今回はこの「肩を持つ」について、院卒日本語教師の筆者が解説していきます。
ライター/むかいひろき
ロシアの大学で2年間働き、日本で大学院修士課程修了の日本語教師。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。
「肩を持つ」の意味や使い方は?
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「肩を持つ」という言葉、見聞きしたことはあるけれど正確な意味は…という人が多いかもしれませんね。まずは、その「肩を持つ」の意味や使い方を確認していきましょう。
「肩を持つ」の意味は「一方の味方をする」
最初に、「肩を持つ」の辞書での意味を確認していきましょう。「肩を持つ」は国語辞典には次のような意味が掲載されています。
争っているものの一方の味方をする。ひいきする。
出典:明鏡国語辞典 第二版(大修館書店)「◆肩を持・つ」
「肩を持つ」は「対立しているものの一方の味方をする」という意味の慣用句です。2者以上が対立している場面で、ある1者に賛同したり、助言をしたり、協力したりすることを表します。決して”人の肩に触れる”という物理的な意味はありません。
また、「方を持つ」や「片を持つ」と書かれる場合もありますが、これらは全て誤りです。気をつけましょう。
「肩を持つ」の使い方を例文とともに確認!
続いて、「肩を持つ」の使い方を確認していきましょう。まずは例文を示し、その次に例文の解説を行っていきます。
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