国語言葉の意味

肩をポンポン…ではありません。「肩を持つ」の意味や類義語などを院卒日本語教師がわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。受験っていうのはなぁ、親子の揉め事の原因になるんだよな。親が子どもの志望校を否定し高望みしたり、反対に子どもの実力を信じることができずに子どもの進路希望を否定したりする。三者面談が地獄絵図になる家庭が毎回1つはあるよなぁ。

そんな時、俺は基本的に子ども、つまり生徒の”肩を持つ”ようにしている。え?女子にしたらセクハラ?違う違う。”肩を持つ”っていうのはだな…

まあいい。今回はこの「肩を持つ」について、院卒日本語教師の”むかいひろき”に解説してもらうぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で2年間働き、日本で大学院修士課程修了の日本語教師。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。

「肩を持つ」の意味や使い方は?

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「肩を持つ」という言葉、見聞きしたことはあるけれど正確な意味は…という人が多いかもしれませんね。まずは、その「肩を持つ」の意味や使い方を確認していきましょう。

「肩を持つ」の意味は「一方の味方をする」

最初に、「肩を持つ」の辞書での意味を確認していきましょう。「肩を持つ」は国語辞典には次のような意味が掲載されています。

争っているものの一方の味方をする。ひいきする。

出典:明鏡国語辞典 第二版(大修館書店)「◆肩を持・つ」

「肩を持つ」は「対立しているものの一方の味方をする」という意味の慣用句です。2者以上が対立している場面で、ある1者に賛同したり、助言をしたり、協力したりすることを表します。決して”人の肩に触れる”という物理的な意味はありません。

また、「方を持つ」や「片を持つ」と書かれる場合もありますが、これらは全て誤りです。気をつけましょう。

「肩を持つ」の使い方を例文とともに確認!

続いて、「肩を持つ」の使い方を確認していきましょう。まずは例文を示し、その次に例文の解説を行っていきます。

\次のページで「「肩を持つ」の類義語は?」を解説!/

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