この記事では「早い者勝ち」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「first come, first served」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「早い者勝ち」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さとみあゆ

個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。

「早い者勝ち」の意味と使い方は?

「現品限り」「限定版」「早い者勝ち」などという言葉は、とても魅力的ですね。つい、列に並んで買ってしまったという人も多いのではないでしょうか。

それでは、「早い者勝ち」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「早い者勝ち」の意味

「早い者勝ち」には、次のような意味があります。

人より先にした者が利益を得るということ。「早い者勝ちの観覧席」い

出典:デジタル大辞泉(小学館)「早い者勝ち」

「早い者勝ち」の使い方・例文

「早い者勝ち」とは、先に到着したり、一番にやり終えたりした者が、商品などの利益を得ることができるという意味です。

次に「早い者勝ち」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.来週のイベントの座席は、早い者勝ちではなくて整理券が配られるそうです。
2.新商品を手に入れたければ並んだ方がいいよ。だって早い者勝ちらしいからね。
3.あのショッピングモールの駐車場は狭いから、早い者勝ちだ。

\次のページで「「早い者勝ち」の英語での表現は?」を解説!/

「早い者勝ち」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

英語でも、「早い者勝ち」「先着順」という考え方はあるのでしょうか。

「早い者勝ち」の英語表現

「早い者勝ち」を英語にすると「first come, first served」が一般的です。または文中では、「on a first come, first serve basis」という言い方もよく使われています。

直訳すると「最初に来たら、最初に供給される」となるので、まさに「早い者勝ち」という意味ですね。「basis」は「原則」「方式」などの意味があります。

1.It's first come, first served.
早い者勝ちです。

2.These new products are available on a first come, first serve basis.
こちらの新商品は早い者勝ちです。

3.Seats for this show are first come, first served.
このショーの座席は、早い者勝ちです。

「first come, first served」と似たような英語表現・フレーズは?

最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。

少し着眼点を変えて、「早い方が得をする」ではなく、「遅い方が損をする」という表現を見て行きます。

似た表現その1「you snooze, you lose」

言い回しは異なりますが、「you snooze, you lose.」を使っても同じような意味を表現することができます

「snooze」は「居眠りをする」、「lose」は「失う」「負ける」などの意味。「you snooze, you lose.」は「居眠りをしていると、好機を逃す」つまり「早い者勝ち」と似たような意味になります。

「snooze」と「lose」はラップミュージックのように韻を踏んでいるので、覚えやすいフレーズですね。

\次のページで「「早い者勝ち」を英語で言ってみよう」を解説!/

1.Hurry up! You snooze, you lose.
急いで!のんびりしてる機会を逃すよ。

2.When I reached there, all tickets had been sold out.
そこに着いた時には、チケットはすべて売り切れだったんだ。
I guess you snooze, you lose.
早い者勝ちってことだね。

「早い者勝ち」を英語で言ってみよう

この記事では「早い者勝ち」の意味・使い方・英訳を説明しました。「first come, first served」が「早い者勝ち」を表す一般的な表現ですが、逆の発想で「You snooze, you lose.」などと言っても通じるでしょう。決まった言い方ではありませんが、「Whoever comes first will be served first.(最初に来た人ならだれでも、最初に提供される。)」などと言うこともできそうですね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「早い者勝ち」は英語でどう表現する?「早い者勝ち」の英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「早い者勝ち」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「first come, first served」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

個別指導塾で受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「早い者勝ち」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さとみあゆ

個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。

「早い者勝ち」の意味と使い方は?

「現品限り」「限定版」「早い者勝ち」などという言葉は、とても魅力的ですね。つい、列に並んで買ってしまったという人も多いのではないでしょうか。

それでは、「早い者勝ち」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「早い者勝ち」の意味

「早い者勝ち」には、次のような意味があります。

人より先にした者が利益を得るということ。「早い者勝ちの観覧席」い

出典:デジタル大辞泉(小学館)「早い者勝ち」

「早い者勝ち」の使い方・例文

「早い者勝ち」とは、先に到着したり、一番にやり終えたりした者が、商品などの利益を得ることができるという意味です。

次に「早い者勝ち」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.来週のイベントの座席は、早い者勝ちではなくて整理券が配られるそうです。
2.新商品を手に入れたければ並んだ方がいいよ。だって早い者勝ちらしいからね。
3.あのショッピングモールの駐車場は狭いから、早い者勝ちだ。

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