
「牛飲馬食」の使い方・例文
「牛飲馬食」の使い方を例文を使って見ていきましょう。意味合いだけでなく文法的な部分もチェックしながら確認していきますよ。
1.あなたが牛飲馬食しているのを見ていると、食事が消化され栄養が吸収されているか心配だ。
2.いくらお腹が空いていても、牛飲馬食をすることは健康によくない。
例文の1.も2.も、「牛飲馬食」が過ぎるとよくないという意味で使われています。いずれも、あまりに食べすぎると健康によくないということからマイナスのイメージですね。実際のところ、よいほうのイメージで使われることはありませんよ。
「牛飲馬食で」「牛飲馬食が」など助詞を伴って名詞として使うこともできますし、「牛飲馬食する」というように動詞化した使い方もできます。
「牛飲馬食」の類義語は?違いは?

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それでは、「牛飲馬食」の類義語についての説明です。ほぼ同じ意味の四字熟語を見ていきますが、それぞれにニュアンスの違いがありますよ。
「暴飲暴食」
「牛飲馬食」の類義語には、「暴飲暴食(ぼういんぼうしょく)」があります。意味は、「度を越してむやみやたらに飲食すること」です。「暴」は度を越しているようすのこと、「飲」は主にお酒を飲むことを表しています。
意味合いはほぼ同じであり、使い方のほうも「暴飲暴食する」と動詞化して使うことができるので、この点でも「牛飲馬食」と同じです。また、同じくマイナスイメージのニュアンスになっていますよ。
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