化学有機化合物理科

5分でわかる「不飽和脂肪酸」!元家庭教師がわかりやすく解説

リノレン酸

リノレン酸C17H29 -COOHと表され二重結合を3つも持っている不飽和脂肪酸です。二重結合の位置によってα-リノレン酸とy‐リノレン酸が存在しています。オメガ3脂肪酸であるα-リノレン酸は体に必要な必須脂肪酸で、多くの植物油の他くるみにも含まれているのです。

体内でα-リノレン酸はDHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(エイコサペンタエン酸)に変換されます。DHAといえば青魚類に豊富に含まれる栄養素ですね。トランス脂肪酸はLDLコレステロールを上げますが、同じく不飽和脂肪酸のリノレン酸から生成されるDHAやEPAはLDLコレステロールを下げて血液をサラサラにしてくれます。

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アラキドン酸

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アラキドン酸C19H31 -COOHと表され4つも二重結合を持つ不飽和脂肪酸です。肉や卵、魚、そして母乳にも含まれています。その一方、植物にはほとんど含まれていません。

アラキドン酸は神経細胞の生成と関係があり、記憶力や学習能力にも影響すると言われています。

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リノール酸

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リノール酸C17H31 -COOHと表され、融点は-5℃です。二重結合を2つもっています。ベニバナ油やコーン油、大豆油などの植物油に多く含まれている脂肪酸です。

リノール酸は血中コレステロールや中性脂肪を一時的に下げる作用を持つ一方で、摂取しすぎはアレルギーや大腸ガンのリスクがあります。どんなに健康に良い食品でもほどほどにという事ですね。

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一緒に覚えたい、飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸とあわせて飽和脂肪酸についても解説します。

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ラウリン酸

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ラウリン酸はC11H23 -COOHで表されます。ココナッツオイルやヤシ油に含まれ、抗菌作用を持つ脂肪酸です。また、せっけんやシャンプーにも含まれています。

安価で無毒、保存しやすいことから理科の実験にも使われている脂肪酸です。

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ステアリン酸

C17H35 -COOHで表されるステアリン酸。ステアリン酸は常温では固体で、ろうそくの原料にもなっている脂肪酸です。

ステアリン酸のナトリウム塩は石鹸や洗剤として家庭でも使われています。また大豆油などの植物性の油に含まれる植物由来の成分であること、さらに肌に潤いを与えてくれることから化粧品の成分としても使われている成分です。

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たかはし ふみか