国語言葉の意味

【四字熟語】「自然淘汰」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「自然淘汰」について解説する。

端的に言えば自然淘汰の意味は「自然に選別される」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元国語塾講師で、生物学にも詳しいライターのトミー先生を呼んだ。一緒に「自然淘汰」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/トミー先生

元国語塾講師で、通信教育で英語と国語の「赤ペン先生」などもやっていた。実はドイツ語が得意で、外国語を学ぶことにより国語を理解するのに役立つと実感している。今回は四字熟語の「自然淘汰」について、語源と意味と使い方を自分でしっかり理解できるよう、わかりやすく解説していく。

「自然淘汰」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「自然淘汰」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。「自然淘汰」の読み方は「しぜんとうた」ですが、「淘汰」というのは、「水で洗って選別する」という意味ですね。ですから「自然淘汰」は、人間が関わることなく自然に選別されるということを意味していますよ。では、何がどのようにして自然に選別されるのでしょうか。

「自然淘汰」の意味は?

自然淘汰」には、次のような意味があります。手元にある国語辞典には、次のように書かれていますね。

1.「自然選択」に同じ。⇨人為淘汰
2.時の経過とともに、優秀なものが生き残り、劣悪なものがひとりでに滅びていくこと。「俗悪な雑誌はーされる」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「自然淘汰」

手元の国語辞典には、「自然淘汰」の意味が二つ書いてありますね。一つ目は「自然選択」と同じだというのですが、それは進化論を唱えた研究者ダーウィンの用語で、自然環境において生物は変異し、その変異した個体のなかで優良な遺伝子を持つものだけが生存競争に勝ち、子孫を残していけるということなのですね。その対義語である「人為選択」は、人間が品種改良のために動物や植物をうまく交配して、より人間に役に立つものを創り上げることなので、ダーウィンはこの用語から「自然選択」というキーワードを考えたのですね。

二つ目の意味は、生物学の範囲を越えて、この世界のあらゆるものにダーウィンの進化論を適用することですね。国語辞典の例文にありますように、「俗悪な雑誌は自然淘汰される」、つまり、良いものと悪いものは選別されて、良いものだけが残っていくということですね。

「自然淘汰」の語源は?

次に「自然淘汰」の語源を確認しておきましょう。すでに説明しましたように、進化論を唱えたダーウィンの用いた「自然選択」より的確な訳語が、「自然淘汰」ということになりますね。生物にはすべて寿命がありますが、生きている間に妊娠し出産しますね。そのとき偶然に遺伝子が変異することがあり、それによって生体が変化し、より高い適応能力の存在が生き残っていき、そうでないものは淘汰されるということですよ。

進化論そのものはダーウィンが最初ではなく、ラマルクという博物学者がいて、用不用説という学説を唱えたのですね。キリンの首はなぜ長いか、という問題が有名ですね。キリンも最初はそれほど首が長くなかったのに、高い木の上の葉を食べるため、次第に首が長くなったというのですよ。

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