国語言葉の意味

【四字熟語】「一衣帯水」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師が解説!

「一衣帯水」の使い方・例文

「一衣帯水」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。もとの意味合いと転じた意味合いとの例文になっていますよ。

1.父母の故郷は大きな川で隔てられているとはいえ距離は近く、一衣帯水と言える。
2.AさんとBさんは違う学校に通っているものの、一衣帯水でいとこの関係で仲良しだ。

例文の1.は、もとの意味で使っており、実際に川で隔てられていても距離は近いという話になっています。2.のほうは、転じた意味合いで、何かしらで分けられているものの関係は近いということを表した表現です。

「一衣帯水」の場合は四字熟語のカタマリを名詞として使い、「一衣帯水する」というような動詞化した使い方はしないので注意が必要ですね。

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ここまで、「一衣帯水」の意味や語源、使い方について解説してきた。もとの意味が位置関係を表すもので、その通りに位置関係のことを表すことが多い。しかし、転じた意味や位置関係ではない人と人との関係性を表す場合にも使われることを知っておくといいぞ。

「一衣帯水」の類義語は?違いは?

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それでは、「一衣帯水」の類義語についての説明です。よく似た意味合いの表現ですが、ニュアンスの違いがあるので、細かくチェックしていきましょう。

「一牛鳴地」

「一衣帯水」の類義語には、「一牛鳴地(いちぎゅうめいち)」があります。意味は、「一頭の牛が鳴くのが聞こえるほどの近い距離のこと」です。漢字のほうはそのままに、「一」が一頭、「牛鳴」が牛が鳴く、「地」は土地のことを表します。

「一衣帯水」のほうは隔たりがあるという意味が含まれていますが、こちらの「一牛鳴地」のほうは近いということが述べられているのみというところは違いがありますね。

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yamato810