国語言葉の意味

【四字熟語】「生殺与奪」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しくわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「生殺与奪(せいさつよだつ)」について解説する。

端的に言えば「生殺与奪」の意味は「思うがまま」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役塾講師で文系科目のスペシャリストである「すけろく」を呼んだ。一緒に「生殺与奪」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/すけろく

現役文系講師として数多くの生徒を指導している。その豊富な経験を生かし、難解な問題を分かりやすく解説していく

#1 「生殺与奪」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「生殺与奪」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「生殺与奪」の意味は?

国語辞典を開いてみると、「生殺与奪」には次のような意味があります。

生かしたり殺したり、与えたり奪いとったりすること。どうしようと思うままであること。

出典:大辞林 第三版(三省堂)「生殺与奪」

「生殺与奪」とは、文字通り生かしたり殺したり、与えたり奪ったりすることです。しかし、これだけでは一体何が言いたいのかいまいち伝わってきにくいですよね。

そこで、ここに「~を自由に行える」という文言をプラスしてみてください。すると、一気に意味が分かりやすくなってきませんか?

人の命を自由に奪ったり人のものを勝手に奪ったりといった行為は、現代では当然許されるわけではありません。これは、当然もののたとえであり、それが自由にできるほど意のままに振舞える様子をこの四字熟語は表しているのです。

「生殺与奪」の出典・由来は?

次に「生殺与奪」の出典・由来を確認しておきましょう。この四字熟語は、古代中国の「荀子」という書物にある王制篇にその由来があります。

この書物の中で現れるのが、「貴賤、殺生與奪(こうだつ)は一なり」という記述です。「生殺」はひっくり返って「殺生」に、「与」は旧字体の「與」に置き換わっていますが、ここが由来であることは間違いありません。

このフレーズは全体で、人事や殺生、褒賞や懲罰といった権力も、もとをただせば一つ(=中国皇帝)であることを示しています。

\次のページで「「生殺与奪」の使い方・例文」を解説!/

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