この記事では「そろそろ」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「It's about time ~ 」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC940点で、現役の翻訳者であるライターBuppeを呼んです。一緒に「そろそろ」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/greenforest

幼少期をインターナショナルスクールで過ごす。大学留学や海外勤務経験を経て身に着けた現地でも使える英語を分かりやすく紹介する。

「そろそろ」の意味と使い方は?

そろそろ」は英語でどう表現できるのでしょうか。日常会話でも「そろそろ~しないと!」のように、頻繁に使われていますよね。それでは、「そろそろ」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「そろそろ」の意味

そろそろ」には、次のような意味があります。

1.動作が静かにゆっくりと行われるさま。そろり。「そろそろ(と)歩く」「幕がそろそろ(と)上がる」

2.ある時期・状態になりつつあるさま。ぼつぼつ。「話がそろそろ佳境にはいってきた」「そろそろ出かけよう」

出典:goo辞書「そろそろ」

「そろそろ」の使い方・例文

「そろそろ」には「ゆっくりと行われる様」「ある時期・状態になりつつあるさま」というふたつの意味があることが分かりました。今回は、「ある時期・状態になりつつあるさま」の英訳を紹介していきますね。では、まずは「そろそろ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.そろそろ家に帰ってきなさい。宿題があるでしょう。
2.そろそろ勉強しないと、来週のテストに間に合わないなあ。
3.そろそろ旅行の準備をしないと、直前に慌てることになるよね。
4.   君もそろそろ大人になったほうが良いよ。

\次のページで「「そろそろ」の英語での表現は?」を解説!/

「そろそろ」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

「そろそろ」の英語表現

「そろそろ」は英語で「It's about time~」と言います。直訳すると「そろそろ~する時間だ」ですね。「It’s about time」+「to」+「動詞」の形で使われることが多いですが、この場合は現実でこれから行う時に使いますよ。反対に「it’s about time」+ 「that」+人+「過去形」の形でも使う時は、本来であれば行っていたいけど、実現できるか分からない時に使います。ではそれぞれの例文をみていきましょう。

「It’s about time」+「to」+「動詞」

1.It's about time to go home.
そろそろ家に帰る時間だ。

2.It's about time to eat a lunch.
そろそろ昼食を食べる時間だ。

3.It's about time to study for the exam.
そろそろテスト勉強をする時間だ。

「it’s about time」+ 「that」+人+「過去形」

1. It's about time that you went to bed.
そろそろ寝る時間だ。

2. It's about time that I went home.
そろそろ帰る時間だ。

3. It's about time that I lost my weight.
そろそろ痩せる時だ。

「そろそろ」と似たような英語表現・フレーズは?

最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。

\次のページで「似た表現「soon」」を解説!/

似た表現「soon」

言い回しは異なりますが、「soon」を使用しても「そろそろ」と同じような意味を表現することができます。

1.The bus should arrive soon!
バスはもうそろそろ着くはずだよ。

2.I am going home soon!
もうそろそろ家に帰るよ!

3.The lunch will be ready soon!
もうそろそろ昼食ができるよ。

「そろそろ」を英語で言ってみよう

この記事では「そろそろ」の意味・使い方・英訳を説明しました。今回紹介したのは「It's about time」ですが、他にも「そろそろ」と同じようなニュアンスを含む言い回しはいくつかあります。例えば「もうそろそろ行かなくちゃ」は「I should get going!」と言うことができますね。便利な表現ですので、是非場面によって使い分けてみてくださいね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
" /> 【英語】「そろそろ」は英語でどう表現する?「そろそろ」の使い方・事例を専門家がわかりやすく解説! – Study-Z
英訳英語

【英語】「そろそろ」は英語でどう表現する?「そろそろ」の使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「そろそろ」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「It’s about time ~ 」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC940点で、現役の翻訳者であるライターBuppeを呼んです。一緒に「そろそろ」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/greenforest

幼少期をインターナショナルスクールで過ごす。大学留学や海外勤務経験を経て身に着けた現地でも使える英語を分かりやすく紹介する。

「そろそろ」の意味と使い方は?

そろそろ」は英語でどう表現できるのでしょうか。日常会話でも「そろそろ~しないと!」のように、頻繁に使われていますよね。それでは、「そろそろ」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「そろそろ」の意味

そろそろ」には、次のような意味があります。

1.動作が静かにゆっくりと行われるさま。そろり。「そろそろ(と)歩く」「幕がそろそろ(と)上がる」

2.ある時期・状態になりつつあるさま。ぼつぼつ。「話がそろそろ佳境にはいってきた」「そろそろ出かけよう」

出典:goo辞書「そろそろ」

「そろそろ」の使い方・例文

「そろそろ」には「ゆっくりと行われる様」「ある時期・状態になりつつあるさま」というふたつの意味があることが分かりました。今回は、「ある時期・状態になりつつあるさま」の英訳を紹介していきますね。では、まずは「そろそろ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.そろそろ家に帰ってきなさい。宿題があるでしょう。
2.そろそろ勉強しないと、来週のテストに間に合わないなあ。
3.そろそろ旅行の準備をしないと、直前に慌てることになるよね。
4.   君もそろそろ大人になったほうが良いよ。

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