
例文で「奇を衒う」の使い方をチェック!
いくつか「奇を衒う」を使った例文に触れていきましょう。
1.YouTubeでは、奇を衒った動画があふれ、アクセス数を稼いでいる。
2.集客を図るために奇を衒ったイベントを実施してきたが、お客さんは増えなかった。
3.全く奇を衒わないところが、彼のいいところだ。
1は、YouTubeでは、風変わりな動画がたくさんあり注目を浴びているという意味。誰もがやらない、普通ではない企画の動画をみんな見たがりますね。発信力が強いチャンネルは人気です。
2は、集客を増やす目的で、変わったイベントを実施したが効果はなかったという意味になります。新しい試みが失敗に終わったということです。どんなイベントだったんでしょうか。
3は、否定形「奇を衒わない」が使われています。「全く〜ない」ですから、変わったことをしない、素直でピュアなところが彼の長点だという意味ですね。
「型破り」:常識を超えたやり方をすること
「型破り(かたやぶり)」の意味は、”常識を超えたやり方をすること”です。型にはまらず、常識にも囚われない、そんな人のことを形容するときによく使います。例えば「若くして社長になった彼の発想はいつも型破りで憧れる」であれば、社長の考え方はいつも常識に縛られず自由で憧れるという意味です。
「型破り」はポジティブでもネガティブな場面にも使えます。「型破りな新人が現れた」という使い方は、意外性を持った人物であるのはわかりますが、いい意味か悪い意味かは状況判断になるでしょう。
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