

端的に言えば「起死回生」の意味は「物事を立て直すこと」だ。しかし元々は「死にかかった人を生き返らせる」という生死の場面が由来なんだ。
小学校教諭として言葉の授業を何度もしてきた「こと」と一緒に、「起死回生」の意味や使い方・類語・対義語などを見ていこう。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/こと
元小学校教諭のwebライター。先生や子どもたちから「授業が分かりやすい!」との定評があった教育のプロだ。豊富な経験を活かし、どんな言葉も分かりやすく解説していく。
「起死回生」の意味は「物事を立て直すこと」
「起死回生」の意味を辞書で確認します。
滅びかけているものや絶望的な状態のものを、立ち直らせること。「―の策を講じる」
出典:デジタル大辞泉(小学館)「起死回生」
このように「起死回生」は「滅びかけているものや絶望的な状態のものを、立ち直らせること」、つまり「物事を立て直す」という意味があります。危機的な状況を一気によい方向に立て直したり、滅びかかったものをもとに戻したりする時に使う四字熟語です。
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