国語言葉の意味

「起死回生」の意味は?実は「起死」と「回生」は同じ?語源・類語・対義語も元小学校教諭がわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。この記事では「起死回生」について解説する。

端的に言えば「起死回生」の意味は「物事を立て直すこと」だ。しかし元々は「死にかかった人を生き返らせる」という生死の場面が由来なんだ。

小学校教諭として言葉の授業を何度もしてきた「こと」と一緒に、「起死回生」の意味や使い方・類語・対義語などを見ていこう。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/こと

元小学校教諭のwebライター。先生や子どもたちから「授業が分かりやすい!」との定評があった教育のプロだ。豊富な経験を活かし、どんな言葉も分かりやすく解説していく。

「起死回生(きしかいせい)」の意味と使い方

image by iStockphoto

では早速「起死回生」の意味と使い方を見ていきましょう。

「起死回生」の意味は「物事を立て直すこと」

「起死回生」の意味を辞書で確認します。

滅びかけているものや絶望的な状態のものを、立ち直らせること。「―の策を講じる」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「起死回生」

このように「起死回生」「滅びかけているものや絶望的な状態のものを、立ち直らせること」、つまり「物事を立て直す」という意味があります。危機的な状況を一気によい方向に立て直したり、滅びかかったものをもとに戻したりする時に使う四字熟語です。

「起死回生」の使い方を例文で紹介

「起死回生」の使い方を例文で紹介します。

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