

この言葉の代表的な英訳は「I’m done.」だが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
TOEIC810点で、留学経験があるライターMoeを呼んだ。一緒に「終わった」の英訳や使い方を見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Moe
英語力ゼロからTOEICスコア810点を取得し留学を経験。その経験から、実践で使えそうな例文を考えることを得意とする。
「終わった」の意味と使い方は?
それでは、「終わった」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「終わった」の意味
「終わった」には、次のような意味があります。辞書には「終わる」とあったため、「終わる」の意味を紹介しますよ。「終わった」は、場面によってさまざまな意味を持ちます。
1.物事や動作が最後の段階まで行きついて、それ以上続かなくなる。しまいになる。終了する。
2.(「…に終わる」の形で)期待された結果が得られず、…の状態が最後となる。結局…となる。
3.(「…で終わる」の形で)…という状態のままで最終段階を迎える。…のままで終わる。
4.(「…を終わる」の形で)しまいにする。おえる。
5.他の動詞の連用形の下に付いて、その動作が最後まで行われることを表す。しおえる。…て(で)しまう。
6.死ぬ。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
「終わった」の使い方・例文
次に「終わった」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられますよ。
1番目の例文では物事がゴールに達するという意味で使っており、2番目の例文は思い通りではない結果になったという意味で使っています。また、3番目の例文では、努力ができない状態のままでは嫌だという意味です。
1.卒業論文の執筆がやっと終わった。
2.犯罪グループは窃盗を計画していたが、失敗に終わった。
3.今までは努力ができない人生だったが、このままでは終わりたくない。
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