国語言葉の意味

【四字熟語】「海千山千」の意味や使い方は?例文や類語などを現役塾講師が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「海千山千」について解説する。

端的に言えば海千山千の意味は「世の中の裏も表も知り尽くして悪賢いこと、またはその人のこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

10数年間、中高生に学習指導をしているライターヤマトススムを呼んだ。一緒に「海千山千」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

yamato810

ライター/ヤマトススム

10数年の学習指導の経験があり、とくに英語と国語を得意とする。これまで生徒たちを難関高校や難関大学に導いてきた。

「海千山千」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「海千山千(うみせんやません)」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。とても特徴のある漢字が並んでいますが、意味だけでなく語源を知ると理解が深まりますよ。

「海千山千」の意味は?

「海千山千」には、次のような意味があります。ややマイナスイメージの四字熟語ですが、その意味を詳しくチェックしていきましょう。

1.長い年月にさまざまな経験を積んで、世の中の裏も表も知り尽くしていて悪賢いこと。また、そういうしたたかな人。

出典:新明解四字熟語辞典(三省堂)

「悪賢いこと」「悪賢い人」のことを指しますが、もとは経験や知識が豊富であるということです。その経験や知識は、表面的なものや形式張ったことよりも、表面的にはでてこないような情報や経験、人間関係などのことを指す場合が多くなっています。

ただ、簡単に身につけたわけではなく、長くどこかに身をおいて苦労しながら身につけたことを指す場合もあるので、悪者と扱わない場合もありますよ。経験して身につけるには苦労もあったはず、しかし、それをどう使うかによって評価が変わってくるのでしょうね。

「海千山千」の語源は?

次に「海千山千」の語源を確認しておきましょう。印象的な漢字が並んでおり、その語源に気になるところですね。

まず、「海千山千」は「海に千年、山に千年」の略です。これは、中国の古くからの言い伝えに、海に千年、山に千年住んだ蛇は竜になるとされていることからきています。海と山は全く違った世界を表す代表的な表現なので、「海のこともたくさん知っているし、海とは全く別の世界である山のこともたくさん知っている」といかにも多種多様なことを知っているというニュアンスが伝わりますね。

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