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【四字熟語】「戦戦恐恐」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「戦戦恐恐」について解説する。

端的に言えば戦戦恐恐の意味は「恐れ慎む様子」と「恐れてびくびくしている様子」の2つだが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元塾講師で、解説のわかりやすさに定評のあるgekcoを呼んだ。一緒に「戦戦恐恐」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/gekco

本業では出版物の校正も手がけ、一般教養に強い。豊富な知識と分かりやすい解説で好評を博している。

「戦戦恐恐」の意味や語源・使い方まとめ

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「戦戦恐恐」は「せんせんきょうきょう」と読みます。それでは早速、戦戦恐恐の意味や使い方について詳しく見ていきましょう。

「戦戦恐恐」の意味は?

戦戦恐恐には、次のような意味があります。

恐れつつしむさま。恐れてびくびくしているさま。

出典:大辞林 第三版(三省堂)「戦戦恐恐」

使われている漢字からして、何かに恐怖を感じていることが分かりやすい熟語ですが、「恐れつつしむ様子」と「恐れてびくびくしている様子」の2つの意味をもつ熟語でした。似ているように思えますが、1つ目の「恐れつつしむ」には、相手に対して謙虚な姿勢で臨む意味があり、びくびくしているのとは異なります。現在では、2つ目の「恐れてびくびくしている様子」を指す言葉として使われることが多くなりました。

「戦戦恐恐」の由来は?

「戦戦恐恐」という言葉は、「」と「」の2つの漢字から成っている四字熟語です。一般的に「戦」は「いくさ」や「たたかう」と読みますが、実は「戦(おのの)く」という読み方もあります。「恐れおののく」の「おののく」です。「戦戦恐恐」の「戦」は「おののく」という意味だとされており、「恐」という漢字とあわせて「恐れてびくびくしている」という意味になります。

この熟語の由来は、中国の詩「詩経」にある「戦戦兢兢 如臨深淵 如履薄氷」という一節です。簡単に意訳すると、「薄氷を踏むかのように、あるいは深い淵をのぞくように、慎重かつ謙虚に行動する」といった意味になります。この時点では、「恐れおののく」と「恐れつつしむ」という、2つの意味が混同されていることが伺えますね。その後、長い年月を経て日本語の四字熟語として完成されたのが「戦戦恐恐」です。

「戦戦恐恐」の使い方・例文

「戦戦恐恐」は、人の様子を形容する言葉です。それでは、「戦戦恐恐」の例文を見てみましょう。

いつか母にゲームのやりすぎでしかられるのではないかと、私は戦戦恐恐としていた。

子どもたちは戦戦恐恐としつつ、その家の前を通り過ぎた。

この例では、現在一般的に使われる「恐れてびくびくしている様子」を示す言葉として使っています。

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