国語言葉の意味

簡単でわかりやすい「頭が上がらない」の意味!「頭が下がる」とは違う?例文や類義語・英語訳をwebライターが詳しく解説!

この記事では、「頭が上がらない」について解説する。
「頭が上がらない」っていやあ、なんか自分に負い目があって、引け目を感じてるときに使うよな。しかし厳密な意味は調べたことがないし、「頭が下がる」との違いも説明できる自信はないな。「頭が上がらない」と「頭が下がる」を混同して使っている可能性も、恥ずかしながら否定できないぜ。
今回は酒癖の悪さで周囲に「頭が上がらない」ライターである、ぷーやんを呼んです。その経験を活かして言葉の意味と使われ方について、説明してもらう。

ライター/ぷーやん

webライター歴6年。鍛えられた語彙と文章力は本業でも発揮され、社内ルールの書き換え担当に。酔うと気が大きくなり、発言した内容をあとから思い出して、相手に「頭が上がらなくなる」という失敗を繰り返している。

「頭が上がらない」の意味って?

image by iStockphoto

それではさっそく、「頭が上がらない」の意味をみていきましょう。

辞書にみる「頭が上がらない」

「頭が上がらない」を辞書で引くと、次のように書かれています。

1 引け目を感じて対等な関係に立てない。「借金があるので―◦ない」
2 病気が重くて枕 (まくら) から頭を起こせない。

出典:デジタル大辞泉(小学館) 「頭が上がらない」

1の意味で使われることがほとんどではないでしょうか。相手の地位や権威が高いときのほか、圧倒的な実力差をみて萎縮したり、大きな借りがあったりしたときにも用いられる表現でしょう。後述しますが「対等な関係に立てない」というところが、この言葉のポイントとなる部分です。

「頭が上がらない」の使い方を例文でみてみよう

辞書で意味を押さえたら、次は「頭が上がらない」の使い方を例文でご紹介します。

1.何年か前にとても辛いことがあって落ち込んでいたとき、卑屈な発言の多かった私にずっと寄り添ってくれていた彼女には、いまでも「頭が上がらない」。
2.現場で叩きあげられてきた課長は部下に高圧的に振る舞うが、高学歴で理知的な部長には「頭が上がらない」らしい。

例文1は相手から受けた恩義に対して、引け目を感じている様子ですね。感謝や敬いの気持ちから「頭が上がらない」パターンです。例文2の課長のような人は、筆者の会社の管理職にいます。おそらくどこの会社にも、悪くすれば複数人いらっしゃるのではないでしょうか。上の人間に対して明らかに物怖じする、自分よりも上席の方というのは、みていて痛々しいものです。

「頭が上がらない」の類義語には何がある?

image by iStockphoto

桜木先生の仰るように言葉を使いこなすためには、その関連語を知っておくと精確さが増すものです。「頭が上がらない」の外堀を埋めるために、まずは類義語からみていきます。

畏敬(いけい)の念を抱く:畏れ多いほど相手を敬う

「畏(おそ)れ」とは「敬いやかしこまる気持ち」という意味。端的にいえば、「『この人はすごい』と思わずへりくだってしまう」といったところでしょうか。

恐縮する:身のすくむような気持ちになる

「ありがたみ/申し訳なさ/気恥ずかしさ/驚き」などの気持ちから、自分の方が相手よりも格下だと感じること。ビジネスシーンではよく使われる表現ですね。

「頭が上がらない」の対義語3選!

類義語の次は、対義語を3つご紹介します。

軽んじる:価値があるものとみなさない

『ルールを軽んじる』『相手の人格を軽んじた発言』などと使います。相手を格上とみなして対等ではないと感じる「頭が上がらない」とは、対義的な言葉だといえるでしょう。

\次のページで「高を括る:大したことはないと予想する」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: