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【四字熟語】「虚心坦懐」の意味や使い方は?例文や類語も含めて現役文系講師が詳しく解説!

私はあくまでも中立的な立場の人間のひとりとして、虚心坦懐に両者の言い分を聞かせていただきたいと思います。

その県議会議員が県民の意見や要望を真摯に聞いてくれている様子は、まさに虚心坦懐という言葉がぴったりであった。

虚心坦懐、けっして何も含むところはありませんとは言っていたが、どうやら彼は本音を言ってはいなかったようだ。

いずれの例文においてもわずかな先入観や偏見すらなく、登場人物は完全にフラットな立場で話をしたり聞いたりしています。そして、けっして不平や不満を持つこともなく心穏やかな状態で相手と接しているところがポイントです。

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ここまでの解説で「虚心坦懐」の意味や用法が理解できたのではないだろうか。

では、引き続き類義語や対義語、英語表現についても一気に押さえていくぞ。

#2 「虚心坦懐」の類義語は?違いは?

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それでは次に「虚心坦懐」の類義語を見ていきましょう。ここでは、主なものを二つ紹介していきます。

「明鏡止水」

「明鏡止水(めいきょうしすい)」は、心が清らかで澄みきっている様子を表した四字熟語です。そこには、一切の邪念などは存在する余地もありません。

この四字熟語の前半の「明鏡」はくもりのないきれいな鏡を表しています。後半の「止水」が表すのは、澄みきった水の様子です。

そして、これら二つの熟語を合わせると「明鏡止水」が完成します。ただし、「虚心坦懐」のように心が穏やかな状態かどうかまでは表していないので注意が必要です。

「晴雲秋月」

「晴雲秋月(せいうんしゅうげつ)」もまた、「虚心坦懐」の類義語として用いることができます。こちらも先ほどの「明鏡止水」と同様に、純真で心が透き通っている様子を表した四字熟語です。

「晴雲」は、晴れた空に見える純白の雲を想像すると良いでしょう。一方の「秋月」は、秋の澄んだ空に浮かぶ月を表現しています。

いずれにしても、心が清らかな様子をたとえた表現であるところが共通点です。では、これらを用いた例文も押さえておきましょう。

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