国語言葉の意味

【四字熟語】「一心同体」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「一心同体」について解説する。

端的に言えば一心同体の意味は「身も心も一つ」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元国語塾講師で、ライターをしているトミー先生を呼んだ。一緒に「一心同体」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/トミー先生

元国語塾講師で、通信教育で英語と国語の「赤ペン先生」などもやっていた。実はドイツ語が得意で、外国語を学ぶことにより国語を理解するのに役立つと実感している。四字熟語「一心同体」について、語源と意味と使い方を自分でしっかり理解できるよう、わかりやすく解説していく。

「一心同体」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「一心同体」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。読み方は「いっしんどうたい」なので、「一心」を「一身」と書き誤る例をよく見かけますね。「二人の心が一つになっている」という意味ですから、「一身」ではなく「一心」と書きますので、書き間違えないようにしましょうね。

「一心同体」の意味は?

一心同体」には、次のような意味があります。手元にある辞典で調べてみると、次のように書かれていますね。

二人以上の人が心を一つにして行動すること。「夫婦はー」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「一心同体」

辞典に「夫婦は一心同体」という例文があげられていますが、よく使われるのはこのように、二人が身も心も一つに結ばれている状態を、「二人は一心同体である」と表現しますね。ただし、辞典に「二人以上」とありますから、三人が「一心同体」でもかまわないし、もっとたくさんの人たちが「一心同体」でもかまわないということですよ。

そして肝心なのは、二人以上の人々が心をわせ協力して「行動する」ことなのですね。何かを成し遂げようとするとき、人間はそれぞれの個性を生かしつつも、「一心同体」となって協力する必要があるということなのですね。

「一心同体」の語源は?

次に「一心同体」の語源を確認しておきましょう。平安時代に天台宗の僧侶である源信が書いた『往生要集』に「諸仏同体」という一節があり、これが「一心同体」のルーツであるという説がありますね。キリスト教のような一神教と違って、仏教には多数の仏様がいらっしゃいます。

これらの仏様たちは、姿形もご利益(りやく)もそれぞれ違っていますが、それでもすべての仏様は「仏」ととして一体のもの、ということになりますね。もちろん、われわれ人間が往生(おうじょう=死ぬこと)したあとは、みんな仏になるのですから、無数の仏が存在していますよ。ですから「諸仏同体」というのが仏教のキーワードの一つだと考えていいでしょう。

「一心同体」の使い方・例文

一心同体」という用語の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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