
「constantly on the move」
四字熟語の「東奔西走」は、英語で「constantly on the move」を用いることで表現することが可能です。この英語表現は、「絶えず動き回っている」と直訳されます。
ただし、本来の「東奔西走」のように何か目的をもってそうしているという意味合いは含まれていません。この部分をカバーしたい場合は、「in order to ~」や「so that ~」のような表現とともに」用いるのがよいでしょう。
「run here, there and everywhere」
「run here, there and everywhere」もまた、「東奔西走」を英訳したもののひとつです。この英語表現の後半にある「here, there and everywhere」は、あちらこちら至るところを意味しています。
つまり、「run」と合わせれば、「あちらこちらを走り回る」というのが元々の意味です。こちらも、目的を表す表現とともに用いた方が、さらに「東奔西走」の意味に近づけることができるでしょう。

「東奔西走」するくらい何か大きな目標を持って走り回ることは、けっして悪いことではない。
むろん、そうせざるを得ないような状況に追い込まれている場合は、そうともいえないわけだが。
「東奔西走」を使いこなそう
この記事では「東奔西走」の意味・使い方・類語などを説明しました。この四字熟語は、東西に忙しく走り回る様子を表すものです。
ただし、闇雲にではなくきちんと目的を持って走り回っている点がキーワードだといえます。そのことにさえ注意していれば、いろいろな場合に使えそうですね。
反対にきちんと理解できていないまま使用すると、相手に誤解を与えてしまうかもしれません。その辺りを頭に入れて使うようにするとよいでしょう。