
俺なんかは「天孫降臨」って聞くと最初に芋焼酎を思い浮べちまうんですが、もともとの意味は深く調べたことがない。なんとなく日本神話に関係する言葉だってことは知っているんですが、日本神話は難しい漢字の神様だらけで読んでいて目が滑るんですね。
今回は学生時代に日本神話について、趣味で調べたことがあるっていうライターのぷーやんを呼んです。「天孫降臨」の意味と使い方について、説明してもらおう。

ライター/ぷーやん
webライター歴6年。鍛えられた語彙と文章力は本業でも発揮され、社内ルールの書き換え担当に。学部生時代に日本神話について大学図書館で調べ、中二病的な好奇心を満たしていた。
「天孫降臨」を辞書でみてみよう!
「天孫降臨」は、辞書には次のように書かれています。
日本神話で、瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと) が、天照大神 (あまてらすおおみかみ) の命を受けて葦原の中つ国を治めるために高天原 (たかまがはら) から日向 (ひゅうが) 国の高千穂峰に天降 (あまくだ) ったこと。
出典:大辞泉(小学館) 「天孫降臨」
さっそく桜木先生の仰る『目が滑る』ような文章が登場しました。『瓊瓊杵尊(以下ニニギと表記)』は『天照大神(以下アマテラスと表記)』の孫にあたります。したがって、ニニギが地上の国を治めるために降り立ったことが、「天孫降臨」だと理解すればいいでしょう。
例文で「天孫降臨」をみてみよう!
それでは次に、「天孫降臨」を使った例文をご紹介します。
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