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【四字熟語】「不倶戴天」の意味や使い方は?例文や類語を活字中毒ライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「不俱戴天」について解説する。

端的に言えば「不俱戴天」の意味は「恨みや憎しみの深いこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

活字中毒ライターの長屋創を呼んだ。一緒に「不俱戴天」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/長屋 創

生まれながらの活字中毒者。小中学校時代の愛読書は国語辞典。今でも年間200冊を読破する(マンガを含む)ほど。本一冊の中にひとつでも素敵な表現が見つかれば、それで今日の幸せを感じる。すべての日本語を愛し応援するライター。

「不俱戴天」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「不俱戴天(ふぐたいてん)」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「不俱戴天」の意味は?

「不俱戴天」とはどんな意味なのでしょうか。辞書を引いてみましょう。

同じ天の下には一緒にはいない、同じ天の下には生かしておかない意で、それほど恨みや憎しみの深いこと。もとは父の仇かたきを言った。

出典:新明解四字熟語辞典(三省堂)

ともにこの世に生きられない、また、生かしてはおけないと思うほど恨み・怒りの深いこと。また、その間柄。

出典:大辞泉(小学館)

すごいですね。「ふぐ…」とコミカルな響きで始まるのでほんわか路線かとおもいきや、とんでもない。恨み・憎悪。ともに生きていけないどころか、生かしてはおけないそうです。物騒ですね。

そこまでいうか、というぐらいの憎しみようを表す場合に使う四字熟語です。

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