国語言葉の意味

「耳が痛い」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「耳が痛い」について解説する。

端的に言えば耳が痛いの意味は「聞くのが辛い」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

中高生に英語や数学など、指導経験豊富なライター要を呼んだ。一緒に「耳が痛い」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/要

塾講師を5年していた経験がある。留学経験があり、学生時代は留学生と英語でコミュニケーションを取っていた。日本語とは違った英語の感覚をわかりやすく伝える。

「耳が痛い」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「耳が痛い」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「耳が痛い」の意味は?

「耳が痛い」には、次のような意味があります。

1.不評や非難を何度も聞かされて辛い。聞くのが辛い。

出典:weblio辞典「耳が痛い」

「耳が痛い」、他の人が自分の欠点について指摘してきたときに、その非難や不評を聞くことが辛いという意味を表す慣用句です。聞きたくない、つまり耳が痛いように感じるという比喩的な表現になります。実際に痛みのような症状が出ている訳ではありません。

自分の欠点といっても、弱みという意味も含まれます。具体的には、寝坊癖は欠点、昔したミスは弱みに当てはまるのです。

相手の指摘が正しく、本人にも時間がある際に使われる表現になります。

「耳が痛い」の語源は?

次に「耳が痛い」の語源を確認しておきましょう。

「耳が痛い」は、言葉の意味の通り実際に耳に痛みがあるという訳ではありませんよ。ただ、中耳炎や外耳炎などが原因で、本当に耳に痛みがある人が使っても間違いではありません。

慣用句の「耳が痛い」は、忠告や説教を聞いているのが辛い比喩表現であるとお話ししました。そのため、自分が言われたくないことを正確に指摘してくるため、耳に痛みを感じるようだという状況から生まれたのです。

辛いと感じているのは心ですが、それを耳に当てはめた表現になります。昔の人の感性によって生まれた慣用句と言えそうです。

余談ですが、怖い人たちへの恐怖を感じないために相手を見たくない時に、「目が痛い」という表現はありません。「耳が痛い」という表現が、独特の言い回しのようですね。

\次のページで「「耳が痛い」の使い方・例文」を解説!/

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